映画『ゴジラ-1.0』史上最多の全国348館同時中継で舞台あいさつ 「世界の貴」コールでアカデミー賞を祝福

映画『ゴジラ-1.0』史上最多の全国348館同時中継で舞台あいさつ 「世界の貴」コールでアカデミー賞を祝福

 俳優の神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が20日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。この模様は、史上最多となる全国47都道府県348館にて同時生中継された。



【写真】お祝いのくす玉を割り笑顔を見せる山崎貴監督や神木隆之介、浜辺美波らキャスト陣



 昨年11月3日の“ゴジラの日”に封切られた本作は、日本国内での興行収入は20日現在、2023年公開の実写映画で1位となる65億円を突破。さらに北米では邦画実写映画の興行収入記録を塗り替えるなど大ヒットを記録。そして米・ハリウッドにて開催された「第96回アカデミー賞」では、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。



 キャスト陣からステージに登場していく中、最後に登壇した山崎監督にはなかなか終わらない長い拍手が贈られ満面の笑み。冒頭、神木は「やりたいことがある」と切り出し「会場のみなさんと世界の貴に『おめでとう!』と言いたい」と呼びかけ、神木の掛け声で会場全員が「世界の貴おめでとう!」と伝えた。



 そんな山崎は「感無量です」とぽつり。「こんな結果が待っていようとは思っていませんでしたし、必死にいいものを作ろうと思っていたやっていたのですが、思いがけない場所に連れていってくれました。みなさんと一緒にお祝いできるというのが本当にうれしい」としみじみ語った。



 最後には「こんな日を迎えられたのが本当にうれしい」と改めてきょうの感想を伝え「僕は“元気玉現象”って本当に信じているので、皆さんの『ゴジラ』への思いが集結してオスカーにまで届いたんだと思っています。好きになってくださってありがとうございました!」と感謝を語った。



 実写版ゴジラの30作目となる本作の舞台は、戦後、すべてを失った日本。戦後に、“無(ゼロ)”になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラが、この国を“負(マイナス)”に叩き落す。史上最も絶望的な状況での襲来に誰が、そしてどうやって、日本は立ち向かうのか…というストーリー。
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