乳がん公表の経済アナリスト馬渕磨理子氏、近影公開「負けない気持ちを強く持っています」

乳がん公表の経済アナリスト馬渕磨理子氏、近影公開「負けない気持ちを強く持っています」

 1月に乳がんを公表し、仕事を休養していた経済アナリスト・馬渕磨理子氏が22日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。近況について伝えた。



【写真】乳がん公表…近影を公開した経済アナリスト馬渕磨理子氏



 馬渕氏は「癌と闘病、お仕事について」と題して「乳がんが判明し、しばらく入院と治療に専念しておりました。皆さまからの温かいお言の全てが、孤独で辛い闘病期間の大きな支えになりました。立ち上がる気力すらも自分の中から消滅しそうになった時に、多くの応援の言葉が支えてくれました」と感謝を伝えた。



 続けて「現状の体調ですが、癌の再発のリスクを抱えながらですが、リハビリなども頑張っています。少し負荷がかかると、発熱したり、発作により意識が朦朧とすることがありますが。負けない気持ちを強く持っています。体調を見ながらですが、少しずつお仕事に戻っていきたいと思います」と記し、きょう22日には「【退院のお祝い】たくさんの温かいお言葉ありがとうございます」として、近影を公開した。



 馬渕氏は、京都大学公共政策大学院 修士課程を修了。トレーダーとして法人の資産運用を担う。その後、金融メディアのシニアアナリスト、FUNDINNOで日本初のECFアナリストとして政策提言に関わる。現在は、一般社団法人日本金融経済研究所 代表理事として企業価値向上の研究を大学と共同研究している。フジテレビ「LiveNewsα」、読売テレビ「ウェークアップ」レギュラー出演中。NHK「日曜討論」、フジテレビ「日曜報道」など討論番組にも活動の幅を広げている。



 1月には「新年より心が痛む悲しいニュースが続いているなかで、私事のご報告をさせていただくことを、どうかお許しください。乳がんが判明し、しばらく入院と治療に専念させていただくことになりました。突然のご報告で、驚かせてしまい申し訳ございません。早期発見ですので、治療にしっかりと専念すればまたお仕事に復帰できる予定です」と伝えていた。



■報告全文

【癌と闘病、お仕事について】

乳がんが判明し、しばらく入院と治療に専念しておりました。皆さまからの温かいお言の全てが、孤独で辛い闘病期間の大きな支えになりました。立ち上がる気力すらも自分の中から消滅しそうになった時に、多くの応援の言葉が支えてくれました。



本当にありがとうございます。闘病中には、日本経済が晴れやかに、大きく動きましたね。「皆さんと、早く分かちあいたい」と私が願っていることをご存知かのように。



たくさんの方から「今は、焦ったらだめだよ、ゆっくりでいいからね」といったメッセージをいただきました。「ゆっくりでいいからね」この言葉の優しさに触れて、人生でこれほどまでに、涙するとは思いませんでした。



病気になってから、ありがとうと感謝を感じる幅が広がりました。病気になったからこそ、感じたこと、見えたこと、学ぶことがたくさんあります。



現状の体調ですが、癌の再発のリスクを抱えながらですが、リハビリなども頑張っています。少し負荷がかかると、発熱したり、発作により意識が朦朧とすることがありますが。負けない気持ちを強く持っています。体調を見ながらですが、少しずつお仕事に戻っていきたいと思います。経済の解説を笑顔でさせていただけますと嬉しいです。



限られた人生・時間の中で精一杯、生きたいと思います。これからも、よろしくお願いいたします。



経済アナリスト

馬渕磨理子
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