生田斗真×ヤン・イクチュン『告白 コンフェッション』5・31公開、被害者のヒロイン役で奈緒が出演

生田斗真×ヤン・イクチュン『告白 コンフェッション』5・31公開、被害者のヒロイン役で奈緒が出演

 俳優の生田斗真と韓国俳優ヤン・イクチュンがダブル主演する映画『告白 コンフェッション』の公開日が5月31日に決定。マキシマム ザ ホルモンが書き下ろしで担当した主題歌が疾走感を加速させる予告映像が解禁となった。あわせて、本作で“殺されてしまった”ヒロインを奈緒が演じていることが明らかになった。



【動画】迫真の演技で被害者のヒロインを演じる奈緒(予告編)



 本作は、『カイジ』の福本伸行と、『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじという日本漫画界が誇る2人が共作し、1998年に「ヤングマガジンアッパーズ」で連載された同名漫画が原作。死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。密室で進んでいく、2人のこの上なく気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描き切った作品は、今なお、多くの読者の心をひきつけ続けている。これを、今年1月に公開された『カラオケ行こ!』(上映中)など、発表する作品が常に高い評価を集めている山下敦弘監督が実写映画化した。



 告白を“聞いてしまった男”、浅井啓介役を、『土竜の唄』シリーズ(2014年・16年・21年)やヒューマンドラマ『渇水』(23年)など、幅広いジャンルの作品で主演を務める生田。



 自らの罪をうっかり“言ってしまった男”、リュウ・ジヨンを、自身が監督・脚本・主演を務めた『息もできない』(10年)が国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝き、菅田将暉とダブル主演を務めた『あゝ、荒野 前編/後編』(17年)も高く評価されたヤン・イクチュンが演じる。



 解禁となった予告編は、「置いていけ」「オレたちは助かる!」と猛吹雪の雪山で遭難した浅井(生田)と、足に深い傷を負ったジヨン(ヤン・イクチュン)が、ひっ迫した状況に追い込まれるシーンから始まる。先の見えない状況に死を覚悟したジヨンは突如、「最期に聞いてくれ」と衝撃の告白を始める。その告白の内容は、16年前の大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされていた同級生の西田さゆり(奈緒)は、実は自分が殺害したのだという。長年、罪の意識にさいなまれてきたジヨンは、ようやく苦しみから解放され、安らかな死を迎えるはずだった。



 だがその直後、眼前に山小屋が出現。2人は、助かってしまった…。ジヨンの“告白”を「聞かなかったことにする」と宣言する浅井だったが、無くしたはずの携帯でこっそりどこかに連絡をとり、いつの間にか消えた包丁で深手を負った自分の足を刺しながら「感覚がない」と嘆くジヨンの常軌を逸した行動を見て、次第に不安になっていく。「アイツは“告白”したことを後悔している。オレを殺すかもしれない」。深い疑念を抱き始めた浅井に、包丁を持ったジヨンが迫る。「お前も重い罪を告白しろ!」。山小屋に閉じ込められた、〈告白〉を“聞いてしまった男”と“言ってしまった男”の極限のワンナイトサバイバルの火蓋が切られる。



 雪山の静寂な世界を一変させ、2人の男の生死を賭けた極限のバトルを盛り上げるのは、国内外のロックファンから絶大な支持を集めるバンド、マキシマム ザ ホルモンが書き下ろした、緊迫感あふれるラウドロックの主題歌(タイトル未発表)。



 今回の楽曲について、マキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君は「今回書き下ろしたこの曲には、現時点ではまだ秘密にしている重要事項があるんです。そのうちとある人物がどこかで"告白"してくれるので、お楽しみに…」とコメントしている。



 浅井とジヨンの山岳部時代の同級生で、大学時代の登山中に事故死したとされている西田さゆりを演じた奈緒は、「ご一緒できることを心待ちにしていた生田斗真さん、憧れのヤン・イクチュンさんとお芝居をできたこと、気の置けない山下敦弘監督とまたご一緒できたこと、寒い時期の撮影でしたが、撮影はとても胸が熱くなった記憶です」と撮影を振り返っている。

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