山本譲二、八代亜紀さん“最後のステージ”に賛辞「すばらしかった、感動した」

山本譲二、八代亜紀さん“最後のステージ”に賛辞「すばらしかった、感動した」

 歌手の山本譲二が26日、東京・蒲田の片柳アリーナで行われた八代亜紀さん(享年73)のお別れ会『八代亜紀 お別れの会 ~ありがとう・・・これからも~』に参加。報道陣の取材で胸中を明かした。



【写真】華やか!八代亜紀さんが実際のコンサートで使用していた衣装たち



 ステージへの復帰を熱望していたという八代さんの遺志を汲み、この日のお別れ会はコンサート形式。会場には八代さんの歌声が響き、AI音声合成技術で新たに生成されたナレーションも放送された。



 山本は「映像や写真を見ながら、本当にたくさんのことを思い出していました」としみじみ。「まるで『ちょっと譲二くん、そんなエッチなこと言っちゃダメ』っていう声も聞こえてきた気がします」とジョークも飛ばしながら、「でも、ステージの上にはいらっしゃいませんでした」と悲痛な心境を吐露した。



 AI音声でのナレーションについて「最後の『幸せでしたよ』という言葉が耳から離れません。亡くしてはいけない方を亡くしてしまったと感じています」と改めて哀悼の意を伝えながら、八代さん最後のステージを「すばらしかったです。感動しました」と絶賛した。



 八代さんは1971年にデビューし、「なみだ恋」「愛の終着駅」「もう一度逢いたい」「舟唄」など数々のヒット曲を世に送り出し、80年に「雨の慕情」で『第22回日本レコード大賞』を受賞。『NHK紅白歌合戦』には計23回出場し、2年連続大トリを含むトリ3回を務めた。



 所属事務所・ミリオン企画によると、八代さんは2023年9月に膠原病の一種であり指定難病である抗 MDA5 抗体陽性皮膚筋炎と急速進行性間質性肺炎を発症し、療養を続けていたが、昨年12月30日に永眠。葬儀は八代さんの強い遺志によりスタッフのみで1月8日に執り行ったという。

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