台湾から来日のシュー・グァンハン、黄色い歓声浴びて「めっちゃスゴい」と感動

台湾から来日のシュー・グァンハン、黄色い歓声浴びて「めっちゃスゴい」と感動

 台湾から来日した俳優シュー・グァンハンが27日、都内で開催された映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)スペシャル上映会に、共演の清原果耶、藤井道人監督とともに登場。会場は黄色い歓声に包まれ、「めっちゃスゴい」と感動していた。



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 グァンハンは「皆さんこんにちは、私はシュー・グァンハンです。きょうは映画を観に来てくださいました。ありがとうございます」と日本語であいさつ。客席から拍手、笑い声、そして「グァンハン!」「(役名の)ジミー!」と名前を呼ぶ声に、「おっ!」と圧倒される場面もあった。



 本作は、18年前、高校生だったジミー(グァンハン)は、日本から来たバックパッカーのアミ(清原)と出会い、恋心を抱く。しかし、アミが帰国することになり、意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する。時が経ち、現在。ジミーは、アミとの約束を果たそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意する。東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へと向かうジミーの初恋の記憶と一期一会の出会いを繰り返す旅路を描いたラブストーリー。約1年前に日本と台湾で撮影を行った。



 MCから「お気に入りのシーンは?」と聞かれたグァンハンは、日本語で「ぜんぶ」と答えた後、母国語で「日本での撮影と台湾での撮影は多少違う。日本での撮影で監督は、ジミーの旅をドキュメンタリー映画のように記録していた。台湾では大勢の友達と映画を撮っている感じ。どちらも印象深かった」と話した。



 さらに、「映画の中でアミが、旅のいいところは何が起こるのかわからない。だから、旅に出たい、といったことを言うのですが、本当にそうだと思いますね。観客の皆さんもきっといつか使えるかも。旅に出て、見たこともない風景を見たり、いろんな人と出会ったりして、影響を受けたり、ヒント得て考え方が変わったり。絶対、得るものがあると思います」と、本作のテーマでもある旅の魅力に言及。約1年前、本作の撮影のために日本に滞在した1ヶ月を「映画の撮影という感じではなかったです。まさに旅、そのものでした」と振り返っていた。



 グァンハンはきのう、きょうと2日間、日本のメディアの取材を受けた感想を聞かれ、日本語で「緊張しました」と返した後、「(来日して)日本の観客の皆さん、メディアの皆さんとお会いするのは初めてで、新鮮な体験というべきでしょうか。日本の方はどなたも親切で、とくにここにいる2人はパートナー。楽しく過ごすことができました」とニッコリ笑顔。



 グァンハンとともに取材対応した清原は「グァンハンさんは台湾で34回も舞台あいさつに登壇していたと聞いて、私にできることがあれば何でもやらせてくださいと言う気持ちになりました。たくさんの方にこの作品が届いたらうれしいので、(日本)公開まで頑張りたいです」と話していた。

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