円広志「人間国宝さん」初期の思い出「15分でロケ終わります!」→ウソだった 『よ~いドン!』4000回達成へ

円広志「人間国宝さん」初期の思い出「15分でロケ終わります!」→ウソだった 『よ~いドン!』4000回達成へ

 カンテレ平日朝の情報番組『よ~いドン!』(月~金 前9:50 ※関西ローカル)が、29日に放送4000回を達成する。2008年の放送スタートから15周年の節目に、さらなる記録達成。当日の生放送はパワーアップした内容となり、名物コーナー「となりの人間国宝さん」では、円広志と月亭八光コンビのぶらり歩きが実現する。



【写真】貴重かも…関西“朝の顔 ” 円広志&月亭八光がビールで乾杯



 円と八光が4000回記念の特別編として巡るのは、朝からにぎわうカンテレの最寄り駅・扇町周辺(大阪市北区)。これまでの思い出を振り返りながら、近辺でよく飲みに行くという円の行きつけをハシゴする。



 まずは、商店街の中にたたずむカラオケスナックで、過去のスランプを打ち明ける円に対し、八光はいつも通り。円は「お願いやからちゃんとしゃべって!?いつもそんなええ加減なことばかり言うてるから俺は悲しい思いをすんねんで!」とツッコミながら、ビールを片手に本音トークを繰り広げる。



 円が常連客として通う居酒屋では、店主が「いつも一般の人に溶け込むように飲んではる。9割くらい気づかれませんよね?」とプライベートを明かされ、赤面。そんな店主と話しながら名物料理を堪能していると、この店の意外な過去が明らかになっていく。



 そしてロケ終盤ではまさかの乱入者が登場。「となりの人間国宝さん」ロケにこれまで914回(円)、832回(八光)出てきた2人のために、とっておきのサプライズが待ち受ける。



 いまや「となりの人間国宝さん」は、関西の朝にはなくてはならないもの。円は「番組開始当初はものすごく短いコーナーで、歩いたVTRを編集せずにそのまま放送するって聞いていました。“15分でロケ終わります!”ってウソばっかり言われて(笑)。いざやってみると初回から全然そんなことなくて、結構歩かされました。でも、それを重ねていくうちに『となりの人間国宝さん』が一体どういうものを指すのか、その理解が自分の中で深まっていって、だんだんはっきりと見えてくるようになりました」と振り返る。



 「街中ではいろいろなことが起きるから、悩んでスランプに陥る時もありました。でも、それを乗り越えられたのは街の人のおかげです。やっぱり人と出会うって面白いですね」と微笑み「<となりの人間国宝さん>で、職人さんやアーティストや社長さんや家族…いろんな人と出会って、その人たちの気持ちにも寄り添えるようになったと思います。自分の中での成長も4000回を通して感じますね。最近は、“まだ歩いてるんか”とか街でいろんなことを言われるんですけど、そういう人たちに元気づけられてやっています(笑)」。



 放送4000回を達成し、次の目標へ。「『よ~いドン!』を見ていただいてる方とコミュニケーションの取れる場所をどんどん作って、もっと輪を広げていきたいです!外に出るのは僕らにとっても刺激になるし、番組が元気なうちにチャレンジしていかないといけないと思うので!」と意気込み「視聴者の皆さんは、どうかお元気で!人は幸せを求めて生きるんですけど、その前に元気で、一生懸命楽しく生きることから。毎朝『よ~いドン!』を見て元気をもらってください!」と呼びかけた。
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