『光る君へ』“しをり”佐々木史帆、まひろと倫子を語る【君かたり】

『光る君へ』“しをり”佐々木史帆、まひろと倫子を語る【君かたり】

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、しをりを演じる佐々木史帆の声を紹介する。



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――しをりを演じて

身分の高い家に生まれたことを当然のことと思っていてワガママで、好きに生きているなっていうふうには思っていて、苦労を知らず気楽な人だなって思って演じてはいたんですが、その中でもサロンで得た日常から学んで少しずつですが相手を思うこととか、そういったことを考えられるようになってきたかなと思います。



最初の頃、まひろさんと出会ってすぐの頃は、やっぱりちょっと見下すじゃないですけど、「え、誰だろう」みたいな部分で不思議がっていて、ちょっと倫子さんに怒られたりもしたんですが、その倫子さんの姿も見ながら「こうやって人を受け入れていくんだな」ってそれを学んで、まひろさんのこともちょっとずつ好きになっていったっていう感じで、しをりの心境の変化としてはありました。



――まひろについて

最初はまひろさんという存在に戸惑っていたんですけど、ポツンと一人で力強く咲いている花みたいな、そういう潔さがある人だなっていうのをしをり自身でも発見していって、まひろさんは物知りだからこそ冷静に世の中を見つめていけるんだなって、そういうところをすごいなと思っていました。



――源倫子について

誰に対しても優しくて穏やかでユーモアもあって尊敬しています。ただ何かあったら嫌われちゃうんじゃないかなとか、もし倫子さんが突然いなくなったらしをりはどうすればいいんだろうとか、そういうたくましさの中にも切なさを感じる人だったので、でも倫子さんのことはすごく好きでしたね。
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