【2024年】韓国在住ライターが推す！広蔵市場のおすすめグルメ6選【ハングクTIMES】
こんにちは。韓国在住ライターの二俣愛子です。
今回は、韓国・ソウルといえばここ！な観光名所のひとつとして連日にぎわっている「広蔵市場」にフォーカス。以前は、同連載で「お土産」にスポットを当てましたが、今回はおすすめのグルメ編。人気店「プチョンユッケ」やSNSで大バズリ「クァベギ」、ちょっと変わり種なメニューなど…。営業時間や住所も合わせてご紹介します。韓国旅行の参考になったら幸いです！
■プチョンユッケ（別館）
広蔵市場の名物のひとつが「ユッケ」。日本では食べられるお店も限られていたりするので韓国にきたらぜひ味わいたいグルメではないでしょうか？ここ広蔵市場には「ユッケ通り」なるものがあり、その名の通り「ユッケ」専門店が軒を連ねる通りがあります。
その中でも人気No.1が「プチョンユッケ」です。2017～2024年までミシュランの星を獲得している名店で、オープンの10時には平日でも大行列です。
ただ、歩いて5分ほど離れたところにある別館のほうが比較的空いていますので、そちらに並ぶことをおすすめします。
以前11:30にお店に到着して大体20分ほど待ちました。
ここで食べたいのは「ユッケタンタンイ」。タンタンイ（サンナクチとも言われます）は、生タコのことです。熟成されたユッケと一緒にぐねぐねと動くタンタンイはつい動画に収めたくなります。新鮮なユッケとタンタンイのコンビネーションは最高です。
ちなみにタンタンイという名称は、まな板の上でタコを包丁で叩くようにして切るときの音からついたのだそう。
また、ごはんが恋しいなら「ユッケビビンパ」も絶品ですのでぜひ！
Information
プチョンユッケ（別館）
ソウル市 鍾路区 鍾路200
10時～21時30分（15時～16時ブレイクタイム、21時ラストオーダー）
※金～日はブレイクタイムなし
■元祖ヌードチーズキンパ
広蔵市場といえば、屋台飯ですよね。スンデ（豚の血の韓国式ソーセージ）やビンデトック（豆チヂミ）といった韓国ならではのグルメが味わえるのが魅力です。キンパも人気がありますが、中でもここで有名なのが「麻薬キンパ」です。
ただ実は、観光客にはあまり知られていないけれど、ぜひ食べてみてもらいたいのが「ヌードキンパ」です。
ヌードキンパは韓国では昔から知られているキンパのスタイルのひとつ。通常はノリで具材を巻きますが、逆に具材でごはんを包んでいることからこの名が付きました。
特製のソースにつけていただくのですが、これが絶品。具材がたっぷりでとってもおいしいので、広蔵市場に用事があるときはついテイクアウトをしてしまいます。
このお店では、イートインも可能。チャプチェセットをいただくのが鉄板です。持ち帰りもできますが、チャプチェはその日に食べないとおいしくないので、翌日の朝ごはんにするならキンパだけでもいいかも！
Information
元祖ヌードチーズキンパ
ソウル市 鍾路区 昌慶宮路88広蔵市場内41号
朝5:00～19:00（18:50ラストオーダー）
■チョンガクん家のプンオパン
オープンしていたらぜひ食べてみてもらいたいのが、ここのプンオパン。プンオパンとは、たい焼きのこと。日本と同じようにスタイルは多々あるのですが、ここでは定番のあんこやカスタードに加えて、さつまいもクリームチーズ、ピザなどの変わり種がいただけます。
私のお気に入りは、さつまいもクリームチーズ。サックサク＆もっちりとした生地にほんのり甘いさつまいもとクリームチーズ、クランベリーが入っていて「あつあつ」と言いながら食べるのが最高です。
営業日に臨時休業していることもたまにあるのですが、オープンしていたらぜひ試してみてほしいです。
Information
チョンガクん家のプンオパン
ソウル市鍾路区昌慶宮路88広蔵市場南1門入口
12時～17時（定休日：金、月）
※予告なしに変更になる場合があります
■広蔵市場もち米クァベギ
食べ歩きで最も行列を作っているお店といえば、ふわふわでおいしいクァベギ（ねじり揚げドーナツ）が味わえるこのお店ではないでしょうか。
日本でも昔ならなじみのあるおやつですが、ここ韓国でも昔から愛されてきたおやつのひとつです。
ここのクァベギはもち米を使っているのでもっちもち。それでいて、軽くてぺろりと食べられるので、食べ歩きにはもってこいです。
Information
広蔵市場もち米クァベギ
ソウル市鍾路区鍾路32キル2 105号
【写真】大行列！ねじり揚げドーナツ「クァベギ」ほかおすすめグルメを紹介
11時～22時（定休日：毎月第一月曜）
※予告なしに変更になる場合があります
■洪林（ホンニム）
市場にきたら手に入れたいのがキムチ＆漬物類。1952年に創業した漬物・惣菜専門店が洪林です。
お店に到着するなり名物のたこキムチの試食がスタート。これは、ほかほかのごはんがあれば何杯でもいけちゃうやつです。
ここのオモニ（お母さん）とアボジ（お父さん）がとっても気さくで、行くたびに温かく迎えてくれるのも足を運びたくなる理由です。
また、個人的なおすすめは「行者にんにくの葉」。韓国ではお肉料理と一緒に出てくる添え物メニューのひとつですが、ほどよく酸味のきいた行者にんにくの葉を巻いてお肉を食べると、もう止まらなくなります。危険です。
飛行機での持ち帰り用のパッキングをしてくれたり、ホテルへ配達してくれるサービスもあります。購入すると乳酸飲料がいただけるのもうれしい魅力。
Information
洪林（ホンニム）
ソウル市 鐘路区 昌慶宮路 88 広蔵市場内
8時～19時30分
（定休日：日曜）
■アベベベイカリー ソウル
済州島発のクリームパンのお店「アベベベイカリー」。もっちもちの生地の中には、これでもか！とたっぷりのクリームが入っています。平日でも行列ができる人気店で、店内には見た目からもそそられるおいしそうなパンがずらりと並んでいます。
ここでは「つられ買い」にご注意！みんな大量買いするので、ついつられてたくさん買ってしまいがちなのですが、1個がかなりボリューミーなので、たくさん買っても食べきれないはず（笑）。
日本の新宿にもできたばかりのようですが、せっかくならば本場・韓国でぜひ。
Information
アベベベイカリー ソウル
ソウル市 鍾路区 清渓川路201 1～3階
10時～19時
広蔵市場のおすすめグルメをご紹介しました。しかし、まだまだ紹介しきれていないお店がたくさんあり奥深いのがこの場所。昔から変わらずにあるお店や、新しいお店も続々と誕生しているので、私も随時チェックしていこうと思っています。ソウル旅行で広蔵市場にいらっしゃるときは、ぜひ参考にしてみていただけるとうれしいです。
（文・取材：二俣愛子）
今回は、韓国・ソウルといえばここ！な観光名所のひとつとして連日にぎわっている「広蔵市場」にフォーカス。以前は、同連載で「お土産」にスポットを当てましたが、今回はおすすめのグルメ編。人気店「プチョンユッケ」やSNSで大バズリ「クァベギ」、ちょっと変わり種なメニューなど…。営業時間や住所も合わせてご紹介します。韓国旅行の参考になったら幸いです！
■プチョンユッケ（別館）
広蔵市場の名物のひとつが「ユッケ」。日本では食べられるお店も限られていたりするので韓国にきたらぜひ味わいたいグルメではないでしょうか？ここ広蔵市場には「ユッケ通り」なるものがあり、その名の通り「ユッケ」専門店が軒を連ねる通りがあります。
その中でも人気No.1が「プチョンユッケ」です。2017～2024年までミシュランの星を獲得している名店で、オープンの10時には平日でも大行列です。
ただ、歩いて5分ほど離れたところにある別館のほうが比較的空いていますので、そちらに並ぶことをおすすめします。
以前11:30にお店に到着して大体20分ほど待ちました。
ここで食べたいのは「ユッケタンタンイ」。タンタンイ（サンナクチとも言われます）は、生タコのことです。熟成されたユッケと一緒にぐねぐねと動くタンタンイはつい動画に収めたくなります。新鮮なユッケとタンタンイのコンビネーションは最高です。
ちなみにタンタンイという名称は、まな板の上でタコを包丁で叩くようにして切るときの音からついたのだそう。
また、ごはんが恋しいなら「ユッケビビンパ」も絶品ですのでぜひ！
Information
プチョンユッケ（別館）
ソウル市 鍾路区 鍾路200
10時～21時30分（15時～16時ブレイクタイム、21時ラストオーダー）
※金～日はブレイクタイムなし
■元祖ヌードチーズキンパ
広蔵市場といえば、屋台飯ですよね。スンデ（豚の血の韓国式ソーセージ）やビンデトック（豆チヂミ）といった韓国ならではのグルメが味わえるのが魅力です。キンパも人気がありますが、中でもここで有名なのが「麻薬キンパ」です。
ただ実は、観光客にはあまり知られていないけれど、ぜひ食べてみてもらいたいのが「ヌードキンパ」です。
ヌードキンパは韓国では昔から知られているキンパのスタイルのひとつ。通常はノリで具材を巻きますが、逆に具材でごはんを包んでいることからこの名が付きました。
特製のソースにつけていただくのですが、これが絶品。具材がたっぷりでとってもおいしいので、広蔵市場に用事があるときはついテイクアウトをしてしまいます。
このお店では、イートインも可能。チャプチェセットをいただくのが鉄板です。持ち帰りもできますが、チャプチェはその日に食べないとおいしくないので、翌日の朝ごはんにするならキンパだけでもいいかも！
Information
元祖ヌードチーズキンパ
ソウル市 鍾路区 昌慶宮路88広蔵市場内41号
朝5:00～19:00（18:50ラストオーダー）
■チョンガクん家のプンオパン
オープンしていたらぜひ食べてみてもらいたいのが、ここのプンオパン。プンオパンとは、たい焼きのこと。日本と同じようにスタイルは多々あるのですが、ここでは定番のあんこやカスタードに加えて、さつまいもクリームチーズ、ピザなどの変わり種がいただけます。
私のお気に入りは、さつまいもクリームチーズ。サックサク＆もっちりとした生地にほんのり甘いさつまいもとクリームチーズ、クランベリーが入っていて「あつあつ」と言いながら食べるのが最高です。
営業日に臨時休業していることもたまにあるのですが、オープンしていたらぜひ試してみてほしいです。
Information
チョンガクん家のプンオパン
ソウル市鍾路区昌慶宮路88広蔵市場南1門入口
12時～17時（定休日：金、月）
※予告なしに変更になる場合があります
■広蔵市場もち米クァベギ
食べ歩きで最も行列を作っているお店といえば、ふわふわでおいしいクァベギ（ねじり揚げドーナツ）が味わえるこのお店ではないでしょうか。
日本でも昔ならなじみのあるおやつですが、ここ韓国でも昔から愛されてきたおやつのひとつです。
ここのクァベギはもち米を使っているのでもっちもち。それでいて、軽くてぺろりと食べられるので、食べ歩きにはもってこいです。
Information
広蔵市場もち米クァベギ
ソウル市鍾路区鍾路32キル2 105号
【写真】大行列！ねじり揚げドーナツ「クァベギ」ほかおすすめグルメを紹介
11時～22時（定休日：毎月第一月曜）
※予告なしに変更になる場合があります
■洪林（ホンニム）
市場にきたら手に入れたいのがキムチ＆漬物類。1952年に創業した漬物・惣菜専門店が洪林です。
お店に到着するなり名物のたこキムチの試食がスタート。これは、ほかほかのごはんがあれば何杯でもいけちゃうやつです。
ここのオモニ（お母さん）とアボジ（お父さん）がとっても気さくで、行くたびに温かく迎えてくれるのも足を運びたくなる理由です。
また、個人的なおすすめは「行者にんにくの葉」。韓国ではお肉料理と一緒に出てくる添え物メニューのひとつですが、ほどよく酸味のきいた行者にんにくの葉を巻いてお肉を食べると、もう止まらなくなります。危険です。
飛行機での持ち帰り用のパッキングをしてくれたり、ホテルへ配達してくれるサービスもあります。購入すると乳酸飲料がいただけるのもうれしい魅力。
Information
洪林（ホンニム）
ソウル市 鐘路区 昌慶宮路 88 広蔵市場内
8時～19時30分
（定休日：日曜）
■アベベベイカリー ソウル
済州島発のクリームパンのお店「アベベベイカリー」。もっちもちの生地の中には、これでもか！とたっぷりのクリームが入っています。平日でも行列ができる人気店で、店内には見た目からもそそられるおいしそうなパンがずらりと並んでいます。
ここでは「つられ買い」にご注意！みんな大量買いするので、ついつられてたくさん買ってしまいがちなのですが、1個がかなりボリューミーなので、たくさん買っても食べきれないはず（笑）。
日本の新宿にもできたばかりのようですが、せっかくならば本場・韓国でぜひ。
Information
アベベベイカリー ソウル
ソウル市 鍾路区 清渓川路201 1～3階
10時～19時
広蔵市場のおすすめグルメをご紹介しました。しかし、まだまだ紹介しきれていないお店がたくさんあり奥深いのがこの場所。昔から変わらずにあるお店や、新しいお店も続々と誕生しているので、私も随時チェックしていこうと思っています。ソウル旅行で広蔵市場にいらっしゃるときは、ぜひ参考にしてみていただけるとうれしいです。
（文・取材：二俣愛子）
