ライブにトークに先行上映と盛りだくさんの内容で盛り上がった、アニメ「 NEW GAME! 」先行上映イベント~Level.1~をレポート!
いよいよ7月からの放送が迫ったTVアニメ『 NEW GAME! 』。夏からの放送を前に、6/11にTOHOシネマズ日本橋にて、『「 NEW GAME! 」先行上映イベント~Level.1~ 』と題しアニメ本編の1話を先行上映そしてキャストによるトーク&ライブイベントが開催されました。イベントは昼の部・夜の部と2部制で行われ、ゲストに涼風青葉役の高田憂希さん、滝本ひふみ役の山口愛さん、篠田はじめ役の戸田めぐみさん、飯島ゆん役の竹尾歩美さんのメインキャスト4人に加え、昼の部では遠山りん役の茅野愛衣さん、夜の部では八神コウ役の日笠陽子さんが登壇されました。今回はそんな放送前イベントの夜の部に参加してきたので、イベントレポートをしていきたいと思います!■『 NEW GAME! 』とは…イベントレポの前にまずは『NEW GAME!』の軽いあらすじから、以前にも記事にさせていただきましたが、『NEW GAME!』は、まんがタイムきららキャラットにて連載中の得能正太郎さんの漫画を原作とした作品。子どもの頃に遊んでいた好きなゲーム、特にそのゲームキャラクターデザインである「コウ」に憧れていることがきっかけでゲーム会社「イーグルジャンプ」に就職した新人社員の涼風青葉。なれない職場や仕事、はじめてのことだらけに悪戦苦闘しながらも、先輩社員と協力しながらゲーム制作に取り組んでいくお仕事ガールズアニメ。 キャッチコピーは”働くって青春だ”!お仕事アニメといえば、「WORKING!」や「SHIROBAKO」、「働きマン」などなどありますが、原作者が実際にゲーム会社で働いていたという経歴から生まれたゲーム制作会社を舞台にした作品なのです。■いよいよイベントスタートイベントのスタートは、キャスト5人の影ナレのあとにメインキャスト4人と夜の部では日笠陽子さんが登場。 自己紹介やキャラクター紹介などを挟み、いよいよ第1話の先行上映がスタート!!…さて、ここからはアニメ本編の感想をつらつらと書き進めようと思う次第ではありますが、放送前ということでネタバレなどを気にかける方は全力でBACKボタンを連打し、そそくさとブラウザを閉じることを強く推奨します。■第1話あらすじ物語は青葉の入社初日の朝から始まります。満員電車で人混みに揉まれながらやっとの思いで会社にたどり着いた青葉だったが本当に会社に入っていいのか悩み、あたふたとしているところに先輩社員である遠山りんと出会います。高卒で入社した青葉は童顔故か、迷子の子どもと勘違いされてしまうもなんとか会社に入ることができた青葉。自席に案内されるも初めての職場に落ち着かずにいたが、PCのメッセを通じてだんだんと周りの先輩たはさちと打ち解けていくようになる。そんな中で、先輩社員の1人である八神コウが入社するきっかけとなったゲーム「フェアリーストーリー」の憧れのキャラクターデザイナーであること、そしてこれから自分が携わるゲームが「フェアリーストーリー」の新作であることを知った青葉は目を輝かやかせて喜ぶ。くたくたで帰ってきたその夜、友人から電話が入る。青葉は友人に『お仕事は大変だけど楽しいよ』と、これから始まる社会人生活にむねを膨らませながら楽しそうに話し、こうして長かった初日は幕を閉じる。■注目ポイントは独特の背景色と、キャラの動き、そして社会人あるある?まずは、率直な感想として非常に作画が綺麗で背景もしっかりと作り込まれているという印象。特に冒頭の桜の花びらが舞っているシーンや、仕事終わりの夜になったときの独特のパステルカラーの淡い彩色の背景だったり、職場の中の細かい小物だったりと細部までこだわりを感じる出来となっている。 背景もかなり細かく描写されているのですでに聖地を特定して、巡礼に訪れている方もいらっしゃるようです。そして、とにかく動きまくる! 基本的にはゲームをつくるお話が中心のためにデスクワークをこなしつつキャラクターたちの会話劇を楽しむ作品ですが、アニメでは原作よりもさらにキャラクターたちが活き活きと動いているところが注目ポイント!青葉のツインテールが靡くところや、はじめがキャラをモデリングするために実際にポージングするシーンなど映像面では、『未確認で進行形』や『月間少女野崎くん』を制作した動画工房の本気を感じる仕上がりになっています。第1話では冒頭のOPがなく、ラストにOPが流れる特殊構成でしたが、先行上映の段階では映像がついていなかったため、本放送ではOP、ED映像にも期待大です。社会人の方、とくに今年から社会人になった新入社員の方には思わず あるあると共感してしまうような描写が満載なのもこの作品ならではの魅力ではないでしょうか。慣れない仕事でわからないことがあるのに質問にいくタイミングがわからない。仕事場で社員証がまだないのでフロアの行き来ができない。私服がOKの職場だけど新人なのでびしっとスーツで出勤する。などなど、なんとなくわかるわかると思ってしまうところにも注目ポイントです。■キャストトーク、ゲームコーナー、ライブと盛りだくさんの展開に本編上映後は再びキャストが登壇し、アニメを見た上でのトークを展開。夜の部では、キャストそれぞれが自分と演じるキャラクターの似てる部分を紹介することになりました。高田さんは、似ているというよりはキャラクターのこういうところを真似ていきたいということで青葉の何事にも一生懸命なところを挙げ、山口さんは動物が好きでペットを飼っている点がひふみと似ていると語りました。ここで竹尾さんが、演じるキャラが弟と妹がいる点を挙げ自身も妹がいると語ると、客席でみているという妹に対して「お姉ちゃんは一生懸命頑張ってるよ」とアピールする場面も。次に1話以降の今後の見どころとして、青葉の成長はもちろん先輩社員たちの成長も見逃せないポイントと語り、1話では登場しなかった青葉の友人であるキャラにも注目してほしいと語られました。ここからは雰囲気を変えてのゲームコーナー。アニメがお仕事をテーマにした作品ということで、社会人ならではのピンチの状況をうまい言い訳で切り抜けるというゲームを展開。夜の部では、先輩のプリンを誤って食べてしまったというシチュエーションで、いかにうまく切り抜けるかを4人が競い合い、『プリンが逃げ出しました』と独自のワールドを展開した山口さんに軍配が上がりました。二つの目テーマには、違う人と同じ時間に約束をダブルブッキングしてしまったというあるあるなテーマに挑戦。難しいテーマに悪戦苦闘しながらも、今度は竹尾さんがうまい切り抜けで勝利を飾りました!最後にはいよいよライブコーナーが開催! OPそしてEDを歌うメインキャスト4人で結成された特別ユニット『fourfolium(フォーフォリウム)』が衣装をチェンジして再登場。『“fourfolium”(フォーフォリウム)です! 今日も1日頑張るゾイ』という掛け声と、葉月しずく役の喜多村英梨さんが考えたというフリもばっちりと決まり、オープニングテーマ「SAKURAスキップ」を披露。緊張したと語りながらも激しいダンスを卒なくこなしながら歌う4人の姿は新人声優とは思えないほどのクオリティの高いパフォーマンスをみることができました。今後もfourfoliumの活動にも期待していきたいところです。イベントのラストには、7月5日からWEBラジオの「響 -HiBiKi Radio Station-」にて日笠陽子さんと茅野愛衣さんによる「RADIO NEW GAME! ~コウとりんの進捗報告会!~」を隔週での配信、ミニライブや店頭でのお渡し会イベントLEVEL2,LEVEL3の開催と続々と情報が発表されました。6/27にはAT-Xにて放送前直前特番が放送されたりと、アニメ放送前から続々と展開してきている、『NEW GAME!』 来期アニメ、あなたもぜひ注目してみてはいかがだろう。アニメ「 NEW GAME! 」放送情報AT-X:2016年7月4日(月)22:30~TOKYO MX:2016年7月5日(火)24:30~MBS:2016年7月5日(火)26:30~テレビ愛知:2016年7月5日(火)25:35~BS11:2016年7月6日(水)24:00~キャスト涼風青葉:高田憂希八神コウ:日笠陽子遠山りん:茅野愛衣滝本ひふみ:山口愛篠田はじめ:戸田めぐみ飯島ゆん:竹尾歩美桜ねね:朝日奈丸佳阿波根うみこ:森永千才葉月しずく:喜多村英梨スタッフ原作:得能正太郎(芳文社「まんがタイムきららキャラット」連載)監督:藤原佳幸副監督:竹下良平シリーズ構成:志茂文彦キャラクターデザイン:菊池愛総作画監督:菊池愛・岡勇一・天崎まなむ・菊永千里プロップデザイン:中島絵理美術監督:鈴木俊輔色彩設計:石黒けい撮影監督:桑野貴文編集:平木大輔音響監督:土屋雅紀音響効果:小山恭正音響制作:デルファイサウンド音楽:百石元音楽制作:KADOKAWAアニメーション制作:動画工房 (c)得能正太郎・芳文社/NEW GAME!製作委員会(あにぶ編集部/Uemt)
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