美佐子と美里“W田中”の対決に遠藤憲一ショック!「俺ほんと最低…」
9月7日(土)23時40分~『それぞれの断崖』第6話9月7日(土)放送の第6話を含み、最終回まであと3回となった、フジテレビ系で放送中のオトナの土ドラ『それぞれの断崖』。遠藤憲一演じる“被害者の父”志方恭一郎と田中美里演じる“加害者の母”八巻はつみとの不倫現場を、恭一郎の娘や妻が目撃。修羅場につぐ修羅場の展開に、「大好きなエンケンさんが嫌いになりそう」「この先どうなるのか見届けたい」と賛否両論が巻き起こっている。第6話では、恭一郎の家庭が崩壊。恭一郎の素性を知ったはつみは、姿を消してしまう。その後、恭介(渡邉蒼)の一周忌をきっかけに、はつみを捜し出した恭一郎は、「一緒に生きていこう」と訴える。ところが、はつみから浴びせられたのは「あなたは、自分の息子を殺した人間と一緒に暮らせるんですか?」という言葉だった…。そして、第6話のもうひとつの見どころは、恭一郎の妻・雪子(田中美佐子)と、はつみ(田中美里)がついに対峙するシーンだ。女優2人の壮絶な演技合戦が始まる普段ならキャストらの笑い声が聞こえる、志方家のリビング・ダイニングのセット。だが、この日は少し違った。監督を交え、遠藤、田中美里、田中美佐子が「どんな気持ちでこのセリフを言えばいいのかわからない」「このセリフは、こういう言い方に変えたい」と意見を交わす。役に気持ちが入っているからこそ、様々な意見が出でくるのだろう。話し合いが終わると、田中美佐子から「よーし、負けないぞー!」と、初対決シーンへの決意を示すかのような声が現場に響いた。雪子役の田中美佐子はつみ役の田中美里ソファに対面するように座る雪子とはつみ。恭一郎は、どちらのソファにも座ることなくひとり、少し離れたダイニングテーブルの椅子に座る。視覚的にも三角関係がはっきりとわかるような構図だ。テーブルには、はつみに見せつけるように、恭介の遺影が置かれている。リハーサルから涙を流して迫真の演技をする“W田中”。そして迎えた本番、雪子は、あえて怒りを抑えたかのような静かな口調でセリフを言い、対するはつみは、泣きながら土下座し、小さく肩を震わせる。取材をしている我々も鳥肌が立つほどの渾身(こんしん)の演技だった。遠藤憲一演じる恭一郎は、この修羅場をどうする?無事に収録を終えると、田中美佐子が、遠藤とのこんな秘話を明かしてくれた。田中:毎回、芝居が終わると遠藤さんが来るんです。「ほんと美佐子ごめん。ごめん美佐子ぉ」って(笑)。「いや、エンちゃん大丈夫だよ。芝居でショック受けているだけだから気にしなくていいから」と言っているんだけど、「いやもうマジ、俺ほんと最低」って毎回、毎回謝りに来て(笑)。芝居か現実か、もうみんな混同しちゃってわかんなくなっちゃう。第6話では、恭一郎、雪子、はつみの“それぞれのけじめ”も明かされる。番組概要オトナの土ドラ『それぞれの断崖』<放送>9月7日(土)23時40分~24時35分<出演者>遠藤憲一田中美里清水大登渡邉 蒼永瀬莉子仁村紗和 内田 滋梨本謙次郎目黒祐樹 ・田中美佐子ほか
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