【R-1】王者・街裏ぴんく、優勝賞金500万円の使い道は借金返済・妻との旅行・歯の治療 鶴瓶の金言胸に戴冠
ピン芸日本一決定戦『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』が9日、カンテレ・フジテレビ系で生放送(後6:30)。史上最多となる5457人のエントリーから、“ウソ漫談”で笑いを取った街裏ぴんく(39)が優勝に輝き、22代目の称号と賞金500万円を手に入れた。優勝直後の会見では、ウソ偽りのない喜びの声を届けた。優勝賞金の使い道について「借金が…知り合いに150万円、消費者金融に満額で50万円、親にも100万円以上借りているので…。あとは結婚して10年以上になるんですけど、旅行1回も行ったことないんです。あとは歯を治したいですね。タバコとコーヒーが」と語った。【動画】街裏ぴんく、優勝して今1番会いたい人は「ダウンタウンさん」芸歴20年目&初決勝で涙【R-1】 街裏は「もう20年、やめずにやってきてよかったです。本当に早くに売れている人とかから見たら、20年も続けているんやって。引け目を感じながらもあったんですけど、本当にお笑いが好きなんで。漫談が好きなんで。長いことかかりましたね。(ハリウッド)ザコシショウさんが『続けるのもセンス』と言っていた言葉があって。そのセンスがあるのだろうかと思っていたんですけど、20年やってこれたから、やめないセンスがあったのかもしれないですね。本当にいつ願いがかなうかわからないです。夢見ているみたいです。ありがとうございます!」と声を弾ませた。 優勝後に会いたい人についての話題では「(笑福亭)鶴瓶師匠もかわいがってもらっていた時期があって、鶴瓶師匠にいろいろ出させていただいて。年始のあいさつをした時に『ベタもやれるようになりや』とおっしゃっていただいて。その言葉を胸に、きょうも自分の中では広く笑っていただけるようなことを意識してできたかなと。もう1回会いに行きたいです」と言葉に力を込めた。 2002年にスタートした『R-1グランプリ』は、今大会からエントリー資格が変更され、芸歴制限が撤廃された。「とにかく面白いピン芸」というたった1つの審査基準で若手からベテランまでがしのぎを削る、新たな形での開催となり、2018年大会の過去最多記録(3795人)を大幅に更新する史上最多5457人がエントリーした。 決勝のMCは、霜降り明星(せいや、粗品)と広瀬アリスが4年連続、審査員は一昨年と同じく陣内智則、バカリズム、小籔千豊、ハリウッドザコシショウ、マヂカルラブリー・野田クリスタルという顔ぶれとなった。 今年から放送時間が2時間から2時間半に拡大され、ネタ時間も3分から4分へ。ファイナリスト9人が戦うファーストステージは、審査員5人による500点満点の得点審査で、ファーストステージの上位3人がファイナルステージへと進出し、もう1ネタを披露。審査員5人の決選投票で優勝者が決定する。優勝賞金は500万円、副賞として「明治プロビオヨーグルトR-1」1年分と広告出演権が与えられる。■『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』ファイナリスト※()は出番順(1)真輝志(初)29歳・吉本興業・芸歴10年目(2)ルシファー吉岡(4年ぶり6回目)44歳・マセキ芸能社・芸歴16年目(3)街裏ぴんく(初)39歳・トゥインクル・コーポレーション・芸歴20年目(4)kento fukaya(2年ぶり3回目)34歳・吉本興業・芸歴13年目(5)寺田寛明(4年連続4回目)33歳・マセキ芸能社・芸歴11年目(6)サツマカワRPG(3年連続3回目)33歳・ケイダッシュステージ・芸歴12年目(7)吉住(2年ぶり3回目)34歳・プロダクション人力舎・芸歴9年目(8)トンツカタンお抹茶(初)34歳・プロダクション人力舎・芸歴11年目(9)どくさいスイッチ企画(初)36歳・アマチュア※カッコ内は決勝進出回数■歴代優勝者第1回 だいたひかる第2回 浅越ゴエ第3回 ほっしゃん。(星田英利)第4回 博多華丸第5回 なだぎ武第6回 なだぎ武第7回 中山功太第8回 あべこうじ第9回 佐久間一行第10回 COWCOW 多田第11回 三浦マイルド第12回 やまもとまさみ第13回 じゅんいちダビッドソン第14回 ハリウッドザコシショウ第15回 アキラ100%第16回 濱田祐太郎第17回 粗品第18回 野田クリスタル第19回 ゆりやんレトリィバァ第20回 お見送り芸人しんいち第21回 田津原理音
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