同性婚認められない日本…ドリアン・ロロブリジーダ結婚「僕たちは入籍という選択をしました」パートナーが経緯説明【全文】
ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダ(39)が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、かねて交際していたネイリストのキラさんと結婚をしたことを報告した。【写真】ドリアン・ロロブリジーダと結婚したキラさん「結婚と自分の性・戸籍の表記」長文メッセージ 同日、都内区役所に婚姻届を提出。「自分も今年40歳となり、身体にも色々ガタがくる年頃になってきました。これからも一緒に人生を歩みたいという二人の想いのもと、キラの生まれ持った性と戸籍についても何度も話し合い、交際して丸三年が経ったこのタイミングで籍を入れることにしました」と、笑顔の2ショットを非披露した。 ドリアン・ロロブリジーダは歌手「マサキ」としても活動。多数のイベントやテレビに出演し、鈴木亮平と宮沢氷魚が共演した映画『エゴイスト』に出演、ショートフィルム『ストレンジ』では主演を務めた。 現在の日本では同性婚は認められていない。結婚報告にあたりドリアン・ロロブリジーダは「我々はとても特殊なケースなのでこの選択を取ることできましたが、“結婚の自由はすべての人が持つべき”という想いは変わりません」とも伝えた。 キラさんは自身のXに「結婚と自分の性・戸籍の表記について」と題した文章を公表。「正輝と知り合って、人生がより豊かなものになりました。同性婚ができない今の日本。これからの2人の人生を考え、自分の在り方と戸籍の表記を受け入れた上で、僕たちは入籍という選択をしました」と説明した。■キラさん メッセージ全文~結婚と自分の性・戸籍の表記について~現在は卵巣の摘出手術をしなくても、戸籍の性別変更をすることが可能になる方向に進んでいると思います。しかしたとえ戸籍を“男”に変更したとしても定期的な健康診断や検査を行う上で、自身がトランスジェンダーでありホルモン治療を長年受けていることを説明する場面が必ず出てきます。自分も生まれ持った性と向き合う事で心から悩み、辛く感じる時期がありました。そんな時期を経て現在では、18歳からホルモン治療をはじめて丸8年が経とうとしている自分を受け入れ共存しながら人生を一歩ずつ歩んでおります。自分の生まれ持った身体やコンプレックスを受け入れ共存する事で、僕は自分を愛する事ができました。そして、人生をとにかく楽しく過ごしております!!これはあくまでも僕の生き方です。人はそれぞれ違うので、様々な自分との向き合い方や共存の仕方があると思います。正輝と知り合って、人生がより豊かなものになりました。同性婚ができない今の日本。これからの2人の人生を考え、自分の在り方と戸籍の表記を受け入れた上で、僕たちは入籍という選択をしました。もし将来同性婚が法制化され、一般的な婚姻と同じ効力を持つなら性別を“男”に変えた上で改めて結婚をするという選択肢もあるかもしれません皆様いつもありがとうございます!これからも僕たちのことをそっと見守っていただけると幸いです。今後ともよろしくお願いします
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