田中美久、HKT48卒コンにOG続々 なこみく復活、指原莉乃サプライズ登場に大粒の涙【スピーチ&セトリ付き】
昨年12月29日にHKT48を卒業した田中美久(22)の卒業コンサートが9日、福岡サンパレス ホテル&ホールで開催された。【写真】指原莉乃がサプライズ登場、なこみく復活ステージも HKT48はこの日、春ツアー『HKT48春のコンサート2024~ホップ・ステップ・ジャンプ~』初日を迎えた。夜公演では、12歳でHKT48の3期生として加入し、約10年間活動した田中の卒業コンサート『田中美久 卒業コンサート ~10年分の感謝を込めて!みんなで一緒にみくもんもん~』が開かれた。 オープニングは「意志」で幕を開け、HKT48の団旗を掲げる田中に大歓声が沸き起こる。自身初の選抜入りシングル「桜、みんなで食べた」などを披露した田中は「皆さんがたくさんうちわを持ってくださったり、コールをしてくださったり、本当に温かい場所だなと改めて思いました。まだまだ盛り上がっていけたらいいなと思います!」と笑顔を弾けさせた。 ユニットパートでは、チームや期ごとに分かれてパフォーマンス。パート終盤には卒業生が続々登場し、同期(3期生)・矢吹奈子との“なこみく”コンビで「生意気リップス」を、先輩で2期生OGの田島芽瑠と朝長美桜、チームKIVキャプテンの松岡はな、なこみくの5人で「ロマンティック病」を、そして1期生OGの兒玉遥と「12秒」を披露して会場を沸かせた。 アンコールでは約10年間の活動を振り返る軌跡映像が流れ、ドレスをまとった田中が登場。自身が作詞し、故郷・熊本への感謝の気持ちをつづった楽曲「わたしのふるさと」を歌い上げ、メンバーやスタッフ、家族、友人、ファンへの感謝の気持ちを伝えた。 ステージに3期生が集合すると、「夢の河」では同期の絆を感じる感動のシーンに。親交が深い坂本愛玲菜は「しんどいなってときも、美久がいたから頑張れたし楽しめたし、どんなことも美久といたら全部プラスになった」と感謝を伝え、涙ながらに抱き合った。 最後の曲を前に、指原莉乃が花束を持ってサプライズ登場。指原は「本当におめでとう。きっとステキな大人になると思っています。いつか、みくりんが俳優さんとして、たくさん番組で共演できたらうれしいなって思います」とエールを送り、田中は大粒の涙を流して感激していた。■田中美久卒業スピーチ「お墓に入るまで持って行きます」この場でみなさんに感謝の気持ちを伝えさせてください。まずメンバーのみんな。本当に本当にこういう天然な私をたくさん支えてくれたり、不安や緊張がいっぱいあった時もそばにいてくれたり、メンバーのみんなの存在が私にとってはすごく大きな存在で支えでした。HKT48は本当に仲が良くて、最初にこのグループに入るってなったときはいろんな不安もあったんですけど、メンバーのみんなの温かい空間に癒されて、甘えてる部分もたくさんたくさんありました。こんなに情けない私を、MCでよくいじってくれたりだとか、本当に大丈夫かなって心配させることが本当に多かったんですけど、約10年間活動してきて、どんどん卒業していく先輩方の背中を見て、自分ももっとしっかりしなきゃいけないなって思ったり、後輩がどんどん成長する姿を見て、私はもう大丈夫だなって、HKTはもう大丈夫だなって思えたりだとか、みんなの成長を見るのもすごくうれしかったです。小学6年生でHKT48に入って約10年間、家族の支えも本当に大きかったです。お父さんを熊本に残して、お母さんとおばあちゃんと3人で福岡へ引っ越して、家族には本当に迷惑をかけたり、心配をかけたりすることも多かったんですけど、家族のおかげでつらいことがあってもお家に帰ったら慰めてくれたり、ちっちゃい頃から東京を行き来したりして、なかなか家族よりもメンバーと過ごす時間の方が多かったりする時もあって、お母さんたちに寂しい思いをさせてしまったり、私も寂しかったりしたけど、私の活躍が家族にとっては支えたよって言ってくれるその言葉でもっともっと頑張ろうって思えました。そしてファンの皆さん、本当に10年間ありがとうございます。10年ってなると、もう思い出がたくさんありますよね。本当に伸び悩んでいた時期は、握手会でたくさんの方がレーンに並んでくれて頑張ってくださったおかげで、自分の立ち位置も前に行けるようになったり、それでも駄目だった時は、次は総選挙で頑張ろうって言ってくださって、45位、28位、10位と順位をあげていけたことも本当にうれしかったです。ファンの皆さんの応援のおかげで私は今ここに立てているし、ファンの皆さんの応援がなかったら、もっと前に卒業していたと思います。そこを踏ん張れたのは、本当にファンの皆さんの存在が大きいです。卒業してからいろんなことに挑戦させていただく機会も多くなって、不安だなっていう気持ちはすごくあるんですけど、卒業してからも付いてきてくださるファンの皆さんのおかげで頑張ろうって思います。つらい時も不安な時もそばにいて支えてくれて、時には励ましてくれて親のような存在で私を守ってくれるみんなが本当に大好きです。卒業してからもみんなのことを忘れないし、このHKT48で過ごした時間はお婆ちゃんになっても、もうお墓に入るまで持って行きます(笑)。本当に生きている人生の中で一番の思い出って胸を張って言っていいほど、青春で思い出です。本当に大好きな場所から離れていくのもすごく寂しいけど、私は次のステップへ進んでHKT48を応援したいと思っています。1つファンの方が言ってくれた言葉で、暗闇の中が1番光を探しやすい場所って言葉があって、どんなに辛い時もその言葉を胸に頑張っていけたし、ここで、HKTで過ごしてきたものは絶対に次のステップへ行く勇気となって自信になるなって思ったので、ここでたくさんの感謝を伝えて、私は次のステップへ進みたいと思っています。本当に本当にたくさんの愛たくさん支えてくれて、たくさん見守ってくれて本当にありがとうございました。■『田中美久 卒業コンサート ~10年分の感謝を込めて!みんなで一緒にみくもんもん~』overture(HKT48 ver.)01. 意志02. 大人列車03. 桜、みんなで食べた04. 君はもっとできる05. 今がイチバン06. 夢は逃げない07. 初恋よ こんにちは08. ジワるDAYS09. Confession10. Don’t look back!11. スキャンダラスに行こう!12. GIVE ME FIVE!13. スターラブレイション(ケラケラ)14. ハート型ウイルス15. カフカとでんでんむChu!16. 11月のアンクレット17. 私がおばさんになっても(森高千里)18. サステナブル19. Body & Soul(SPEED)20. 好き 好き 好き21. センチメンタルトレイン22. 生意気リップス23. ロマンティック病24. 12秒25. 私だってアイドル!26. アイドルなんかじゃなかったら27. 君とどこかへ行きたい28. しぇからしか!29. 早送りカレンダー30. 最高かよ【アンコール】EN1. わたしのふるさとEN2. 夢の河EN3. 10年桜WEN. ロマンティック病
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