どこまでなら許容範囲?束縛する彼、しない彼

どこまでなら許容範囲?束縛する彼、しない彼

想いが強ければ強いほど、いつどこで何をしているか相手の行動が気になるもの。自分の目の届くとところに縛り付けておきたいという気持ちがエスカレートして束縛になるのでしょう。


束縛があまり気にならないと言う人もいれば、とても苦痛に感じる人までいます。また、「束縛されないのも不安だし、束縛されすぎるのも窮屈だし…」というのが多くの人に共通する気持ちではないでしょうか?


彼からの束縛のどこまでが許せて、どこまでが許せないのか、許容範囲を検証してみます。



■NG束縛とOK束縛を聞いてみた


適度な束縛は愛情の証でもあります。ほどよい束縛は、「彼に愛されている感があって、とても心地よい」と言う人もいますよね。


でも、常に見張られ、監視されているような束縛は度を越しています。エスカレートすると恐怖でしかありません。一般的なOK/NGラインをリサーチしてみました。


<NGな束縛>


・1日に数十回ものメールやLINE


・即レスしないと怒る


・職場の飲み会や友達との飲み会には行かせてくれない


・外出先から画像付きのメールやLINEを催促する


・勝手にスマホを覗き見する


・GPSで居場所を共有させる


<OKな束縛>


・1日数回のご機嫌伺いメールやLINE


・異性といっしょの遊ぶ時に「浮気禁止!」「帰りはちゃんと俺の元に戻ってくること」など冗談交じりで言う


・友達に紹介したがる/してもらいたがる


・InstagramやFBなどのSNSのフォロー


■束縛する理由


いちがいに束縛と言っても、単純に嫉妬からなら可愛いもので、他にも理由は様々あります。 “束縛=愛”と勘違いしているタイプは、束縛を愛情表現のバロメーターにしているようです。


また、自分に自信がなくて相手を失うのが怖くて、ついとやかく口を出してしまうのでしょう。それとは逆に自分を偉いと思っている自意識過剰なタイプも束縛を当然と思っている人がいます。


常に自分が上にいないと気が済まず、束縛することで支配欲を満たすのですね。


まとめ


過剰な束縛は、ストーカー要素が見え隠れして恐くなりますよね。でも、あまりにも束縛がないと自分に興味を持っていないのかどうか不安になる人もいるでしょう。


束縛されすぎるのも、束縛されすぎないのも、彼に愛想を尽かす原因になりえます。そう考えるとさじ加減が難しいものだなと思いますが、それでもやはり束縛にも常識は必要です。


また、“束縛=愛”だと考えるのも、「束縛してくれないのは、愛してくれていないんだ」と考えるのも単純すぎます。束縛にも価値観が反映されるので、束縛しないことが本当の愛と考える人もいるからです。


いずれにしても、相手のことを思いやり、尊重してくれているかどうかで、愛ゆえの束縛か執着からの束縛かが分かるでしょう。


どこまでを許せるかは、自分の価値観と相手からの尊重具合でそれぞれ違ってくるのが当然なのかもですね。


(森山まなみ/ライター)


(愛カツ編集部)


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