「 少女☆歌劇レヴュースタァライト 」2ndスタァライブ“Starry Desert”夜の部ライブレポート、これが「二層展開式少女歌劇」だッ!

「 少女☆歌劇レヴュースタァライト 」2ndスタァライブ“Starry Desert”夜の部ライブレポート、これが「二層展開式少女歌劇」だッ!

2018年12月22日。Twitterのトレンドに「スタァライト」が入り続けていた時間がありました。


というのも、この日は「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」2ndスタァライブ“Starry Desert”の開催日だったんです!


会場はパシフィコ横浜国立大ホール!


昼と夜の2回公演を行なった「スタァライト九九組」は、この日のトレンドを席巻していました。


さらに、全国の劇場ではライブビューイングも実施。横浜だけでなく、全国各地で“スタァライト”された人が続出したんです。


そんな2ndスタァライブですが、不肖タングステン…


夜の部で現地参加させていただきましたァー!


ありがとうございまーす!!!


はい! というわけで今回は、先日開催されて大盛況となった2ndスタァライブ“Starry Desert”のライブレポートです。


ちなみに、本記事は横浜から京都に戻る夜行バスに揺られながら書いております。筆者の状態は、ライブ終了から数時間後といった感じです。


それなので、新鮮な感情をお届けできると思います。


さあさあ、いいですか? 早速ライブレポしていきましょう!


このページの目次

1 披露された楽曲は25曲! 初披露楽曲もあった2 予想できない衝撃のセットリスト3 驚愕! 突如ミュージカルとなったライブ4 盛りあがった楽曲5 キャラ同士の絡み6 演出が素晴らしい!7 これぞ「二層展開式少女歌劇」、このキラめきあふれるステージを体感せよ!
■披露された楽曲は25曲! 初披露楽曲もあった

今回のライブ、非常に多くの楽曲が披露されました。その曲数は、オープニングアクトやアンコールも合わせると25曲!


しかも、そのうちの半分近くがライブ初披露楽曲というとんでもないセットリストでした。


オープニングアクトに登場した「シークフェルト音楽学院」なんて今回が正真正銘の初ステージですよ。


そもそも、シークフェルトの5人ってスマホゲーム「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-」が配信されてからのキャラクターとキャストですよ。そこで新曲の「プラチナ・フォルテ」とシークフェルトVer.の「ディスカバリー!」を歌ったんです。フルバージョンで!


ゲームリリースから2ヶ月でステージとか、すごすぎでしょ… しかも、5人の練度が高かった。これからも応援したくなっちゃいましたね。


「スタァライト九九組」も来年発売の新曲「約束タワー」と、そのカップリング曲「舞台プレパレイション」を披露! こちらももちろんフルバージョンです。


筆者個人としては、「舞台プレパレイション」を推したいですね。すっごくライブ映えする曲でしたよ。アップテンポだけどちょっと独特な感じがとても面白い曲です。


特に、今回のライブでは「よろしく九九組」からの「舞台プレパレイション」だったので、筆者をはじめとする舞台創造科のテンションは爆上がりでした。


■予想できない衝撃のセットリスト

先にも述べた通り、今回のライブでは初披露楽曲がたくさんありました。


筆者もライブに向けて楽曲を聴き直したり、セットリストを予想してみたりしましたが、まさかまさかの楽曲ばかりが披露されました。ビックリです(笑)


いや、だってねぇ。「Blu-ray特典楽曲メドレー」なんてやると思います?


しかも、完全未発表曲であるBlu-ray第3巻の特典楽曲「恋は太陽」をやったんですよ。この曲、めちゃくちゃふたかおでした!


こんなの予想できないよ。


でも、こういうサプライズ大好きです!


だけど、本当のサプライズはここからでした……


■驚愕! 突如ミュージカルとなったライブ


ありのまま起こったことを話すぜ。今日は2ndスタァライブに来たんだ。それにもかかわらず、気がついたらステージ上でミュージカルがはじまっていたんだ!


しかも、その内容がアニメで放送されたレヴューだったんだよ! それも、最初から最後までの全レヴューが行なわれたんだ!


…とまあ、そういうわけなんです。


キャストさんたちが「すべてのレヴュー曲を披露しまーす!」って言ったんです。その曲数は9曲。それらすべてがライブ初披露曲です。


さらに、レヴュー曲のときはライブではなくミュージカル。それなので、客席は全員着席することに。


さっきまでライブ会場だったパシフィコ横浜国立大ホールが一変、劇場になりました。


そこからはもう凄まじかったです。サイリウムを振る人がほとんどいなくなるほど、みんなが舞台上で繰り広げられるレヴューに見とれていました。


筆者もそうです。サイリウムを振るどころか、これがライブであることすら忘れかけていました。


アニメで描かれたレヴュー。いろいろありましたよね。筆者はアニメ放送時に感想コラムを書かせていただいていたこともあって、レヴューは何度も見ています。


そのアニメで見た光景が、今日は目の前にありました。


アニメがそこにいたんです。


華恋が、ひかりが、聖翔音楽学園99期生の9人がそこにはいました。


特にすごかったのは、真矢様による「驕りと誇り」です。アニメ放送時も相当の反響がありましたが、今回も「天堂真矢」がトレンド頂に立っていました。


いや、真矢様ね! 圧巻のステージでしたよ。場の空気を支配し、視線を釘付けにする。そんな真矢の舞台少女としての力を真矢役の富田さんが120%引き出していました。


あと、個人的に嬉しかったのは「恋の魔球」が聴けたことですね。圧巻のステージだった真矢とは打って変わって、コミカルで楽しいステージになっていました。まひるが好きなスズダルキャットや飛び出し坊や風のまひかれがしっかりと再現されていました。


華恋とまひるがバッティングをしはじめたときは笑いましたね。だって、全然スイングが当たらないんですもん(笑)


1話から最終話までのレヴューが再現され、一気に舞台少女たちの戦いを振り返ることになった筆者。いろいろな想いがこみ上げてきました。


 


もう涙腺がガバガバになっちゃうよね。


 


■盛りあがった楽曲

開演から終演まで、ずっと“スタァライト”され続けたライブでしたが、やはり特に盛りあがる楽曲というものがありましたね。


それこそ、アンコールのラストを飾った「スタァライトシアター」はすごかったですよ。舞台創造科のテンションが異常でした(筆者自身も含む)。


「スタァライトシアター」はとにかく楽しいんです。抜群のライブ映え楽曲と言っても過言ではないでしょう。


あと、「ロマンティッククルージン」も良かったですね。サビが楽しかったですね。「スピカ(Spica)」「アルタイル(Altair)」「ペガサス(Pegasus)」「シリウス(Sirius)」のところはメリハリが効いているので、こちらもメリハリをもってサイリウムを振っちゃいました。


■キャラ同士の絡み

舞台でもありましたが、今回のライブでもキャラクター同士の絡みがたくさんありましたね。


とりあえず、今回も双葉と香子の2人は安定のラブラブっぷりでした。もうあの2人は自分たちの世界に入っていますね。いちゃつきがある種のフリー演技みたいになっています。


まあ、そんな2人をつい目で追っちゃうんですけどね。


また、今回はふたかおに限らず、「スタァライト九九組」9人としての結束というか、絆が深まっている感じがしました。華恋役の小山百代さんが挨拶をしているときに、ほかの8人がギューっと抱きついたところなんかに絆の深まりを感じましたね。


舞台#1、ライブ、アニメ、舞台#2を駆け抜けてきた9人だからこそ、あの絆なんでしょうね。


あんなの見ちゃったら、より一層応援したくなっちゃいます!


■演出が素晴らしい!

今回はライブだけでなく、殺陣の披露もありました。殺陣のシーンではもちろん、武器が打ち合う音や風切り音などが入っていました。


そんな演出のなかでも、今回は光が絶妙でしたね。ステージから照射される光線の使い方が本当に上手だったと思います。


筆者イチオシの光線は、やっぱり純那の放った矢を表現したものですね。雨のように降り注ぐ矢を光線で魅せたところはカッコよかったですよ。


あとは、スモークですね。スモークによってステージの重厚感が増しますし、光の乱反射も綺麗でした。


演者の頑張りだけではなく、裏方のステージ演出でも魅せてくる。これがスタァライブなんですね!


■これぞ「二層展開式少女歌劇」、このキラめきあふれるステージを体感せよ!


「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」2ndスタァライブ“Starry Desert”は、無事に公演を終えました。


京都からはるばる横浜まで行ったわけですが、非常に充実した時間を過ごすことができたと思います。


席の場所もちょっと端ではありましたが、キャストさんたちを肉眼で確認できる場所でした。


「スタァライト九九組」の9人が口を揃えて言っていましたが、今回のライブは本当に大変だったそうです。


何しろ、セットリストの半分以上が初披露曲でしたからね。まあ、みなさんの頑張りのおかげで、筆者を含む舞台創造科一同は大変素晴らしいステージを見せていただくことができたんですけど。


そうしたキャストさんたちの努力があったからでしょうか。今回のライブは舞台、ライブ、アニメ。それらがあった2年間すべてが詰まったライブだったように感じました。これぞまさしく「二層展開式少女歌劇」ですね!


ライブの最後には「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」および「スタァライト九九組」の続報がいくつか発表されていましたね。


2ndスタァライブのディレイビューイング開催決定、2ndスタァライブ のBlu-ray発売決定、オーケストラライブ“Starry Konzert”開催決定などなど、新たに解禁された情報がたくさんありました。


今回発表されたことももちろん喜ばしいことですが、2019年7月には舞台#2のリバイバル公演があります。そちらも楽しみですね。


とりあえず、今すぐに”スタァライト”されたいという方はアニメを見ましょう。そして、アニメを見た方は2ndスタァライブのディレイビューイングに行くのです! きっと後悔しませんよ。最高の時間を過ごすことができると思います。


それでは最後になりましたが、2ndスタァライブ“Starry Desert”に関わるすべての方々に感謝を述べて締めとさせていただきます。


ありがとうございました!


「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE- #2 Transition」でめちゃくちゃスタァライトされた話





(あにぶ編集部/タングステン)
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