デリケートだから…彼の見た目の変化への「上手な伝え方」
彼との付き合いが長くなり、彼も年を取ってくると見た目にも変化が出てきます。
そこに愛しさを感じる部分もあると思いますが、やっぱり見た目は良いままでいてほしいですよね。
でも、もし彼の見た目に関することを指摘する場合には、デリケートな問題でもあるので、「見た目の変化への上手な伝え方」は知っておきましょう。
太ったと言わず「プニプニして気持ちいい」
「彼女と一緒にいるとき、よくわき腹を触られるようになったんです。『なに?』と聞いたら、『プニプニして気持ちいい』と言うんです。そう言われると、ちょっと太ったかもと思い体重を計ったら、5キロ増加していました」(32歳/旅行)
「プニプニ」というフレーズが可愛らしく、トゲがないですよね。
カラダの変化を指摘する際、こういった柔らかいフレーズを使うのは、悪い気にさせないひとつの方法でしょう。
また、カラダに触ることでスキンシップの要素が加わり、雰囲気を和ませます。ただ、触りすぎると逆に苛立たせてしまう場合もあるので注意です。
髪が薄くなったら「外国人俳優みたい」
「風呂あがり、髪が濡れたままの状態で上にあげていたんですね。それを見た彼女が、『外国人俳優みたい』と言ったんです。鏡を見たら、確かにそう見えなくもない。髪が薄くなってきていることはなんとなく気付いていたんですが、そういう言い方だと悪い気はしませんでした」(36歳/清掃)
外国人俳優には髪が薄い人も多くいますが、似合っていますよね。
むしろ、全部剃ってスキンヘッドにしている人もいてカッコいい。
そんな俳優に例えられたなら、悪い気はしないでしょう。彼も適度に気を配るようになるのではないでしょうか。
肌のシワやシミは「貫禄が出てきた」
「口もとにほうれい線ができるようになり、自分でも少し老けたなと思ってはいたんです。するとあるとき、彼女に『渋くなった』と。『貫禄が出てきた』と言われたんです。ようするに、シワのことだったんでしょう。悪い気はしなかったんですが、少し気を付けていこうと思いました」(38歳/百貨店)
肌の劣化というのは、見た目が老けたように見える大きな要因となります。でもそこで、「老けた」と言うと感じが悪いですよね。
「貫禄が出てきた」と言うことで、印象は悪くないといったように伝わります。
男性のなかに少しだけ気を付けようという意識が芽生え、おろそかにしがちな肌のケアを促すことができるでしょう。
加齢臭には「懐かしいニオイがする」
「部屋でくつろいでいるとき、彼女が寄りかかってきて、『懐かしいニオイがする』と言ったんです。俺の首のあたりを嗅いでいるんですね。あとで、加齢臭のことを言ってるんじゃないかって気付いたんです。確かにそろそろそういう歳だし、気を付けようと思いました」(34歳/保険)
体臭というのは、自分では気付きにくいもの。とはいえ、加齢臭と指摘されてしまうと、やや角が立ちます。
「懐かしいニオイ」とすることで、幼いころに嗅いだ父親のニオイを連想させ、決して悪い意味ではないと印象付けるわけですね。
おわりに
年齢とともに、カラダに変化が起きるのは仕方ないこと。
丁寧な言い回しで気分を害さないように伝えられたらいいですね。
(大木アンヌ/ライター)
(愛カツ編集部)