倉科カナ、バイト4つ掛け持ちの過去「ぎりぎりの精神状態だった」 芸能界入りの経緯明かす

倉科カナ、バイト4つ掛け持ちの過去「ぎりぎりの精神状態だった」 芸能界入りの経緯明かす

 俳優の倉科カナ(36)が27日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』(3月3日スタート、毎週日曜 後10:00※全5話)の完成披露試写会前イベントが出席した。芸能界入りのきっかけとなった、バイトを掛け持ちした高校時代を振り返った。



【写真】シックなジャケットでキメ顔で撮影に応じた橋本良亮



 作品にちなみ、逆境を乗り越えた経験を問われた倉科は「高校時代、4つバイトをしていたんです。働きすぎて『このまま生きていくのもつらいな、どうしよう』って」と、思い詰めてしまったことを告白。「思い切って環境を変えてみようと。母に昔、『天才テレビくん』などを見て『こういう番組に出て、楽をさせてあげるね』って言っていたことを思い出して、無理だと思ってたけど、東京に出て、応募してみようと行って応募したのがきっかけで、ここに」と芸能界入りの経緯を説明した。



 そして「ぎりぎりの精神状態だったけれど、あれがあったからこそ、ここに立っていられたんだなと思います」と噛みしめた。



 今作は、真梨幸子氏の同名小説が原作。新人作家・小椋沙奈(倉科)が18年前の「女子高生両親殺害事件」をモチーフにした小説企画を、出版社の編集者・橋本涼に持ち込んだことから始まり、やがて登場人物たちが抱える嫉妬、劣等感、孤独、過去など“黒い感情”の正体と事件の真実が明らかになっていく。



 イベントには、桐谷健太(44)、A.B.C-Zの橋本良亮(30)、蓮佛美沙子(33)村上正典監督も出席した。
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