【NHKの海外ドラマ】フランス発『6人の女 ワケアリなわたしたち』4・28放送開始

【NHKの海外ドラマ】フランス発『6人の女 ワケアリなわたしたち』4・28放送開始

 がんと共に生きる人々の姿をリアルに、そしてユーモアたっぷりに描くエスプリの効いたフランス発のヒューマン コメディー『6人の女 ワケアリなわたしたち』が、NHK総合で4月28日より放送されることが決定した(毎週日曜 後11:00、全6回)。



【画像】『アストリッドとラファエル4』第8回より



 登山のため車で駅に向かっていたサラはうっかり夫をひいてしまう。パニックになりながらも、なんと夫を放置し、そのまま仲間のノエミ、パティ、カレン、モーガン、ヴァレリーが待つ列車に乗り込んだ。年齢も雰囲気もバラバラの6人の女性たちを結び付けているのは「がん」。体調もいろいろの登山初心者たちが、無謀にも高さ3500メートルを超えるフランス・アルプスの山に挑もうとしていた。



 目的は、治療仲間だったエヴの遺灰を頂上にまくこと。この登山を計画したのもエヴだった。6人は、その目的を知らないガイドのトムを振り回しながら、意気揚々と出発。大自然の中で過酷な山登りをしながらさまざまな騒動が発生。6人それぞれが隠していた秘密がしだいに明らかになっていく。全員無事に頂上にたどり着けるのか!?



■登山はまるで人生、苦しさも喜びもロマンスも!



 登山はまるで人生のよう。楽しく順調かと思えば、苦しくてペースが落ちたり、立ち止まったり。くじけてあきらめそうになりながらも、休憩をしながら前に進んでいく。6人の「がん友」が助け合ったり、衝突したりしながら挑む冒険の中で、かけがえのない絆が生まれていく。そして突然訪れる恋の出会いも!全編を通して映し出される大自然の美しい風景を楽しみながら、視聴者も女たちと一緒にいろいろと考えながら少しずつ山登りを楽しもう。



■笑いどころ満載!個性的だけど、身近にもいそうな キャラが勢ぞろい



 著名な大学教授の妻サラ、バリバリの企業弁護士ノエミ、救急医のパティ、がんで姉を亡くしたカレン、インド帰りのヴァレリー、警察官のモルガン。年齢も職業も生活環境も異なる6人。物語が進むにつれ、どんどん見えてくる性格の違いが面白く描かれて行く。さらに、6人に振り回されるガイドのトムをはじめ、一緒に山を登る4人の男性たちも個性派ぞろい!強烈ながら、リアルに「いるいるこういう人」と思わせる人たちばかりのハチャメチャな珍道中を繰り広げる。



■全6回で1人ずつ明かされていく、6人の隠された「ワケ」



 病院で知り合った「がん友」の6人。登山を計画した亡き仲間エヴの遺灰を頂上にまくべく集まったが、実は登山の前までは私生活ですごく親しかったわけではなく、それぞれが秘密や悩みを抱えていた。登山中に起きるさまざまな出来事とともに各回1人ずつ、6人の赤裸々な事情が語られていき、すべてが結びついていく。最終回はみんなで頂上にたどりつき、目的を果たせるのか?



■人はみんな十人十色!「がん患者」と呼ぶ前に「わたし」がいる



 共通の接点「がん」がなければ、出会うこともなかったような6人。がんの状態も、普段の生活や性格も千差万別。「がん患者」とひとくくりにするのではなく、日常に「がん」という項目が加わった「わたし」たちの過去と今、これからの楽しみや苦悩を包み隠さず見せてくれる。



■登場人物:キャスト(吹替声優)

サラ:アリックス・ポワソン(声:三石琴乃)

ノエミ:クレマンティーヌ・セラリエ(声:一龍齋貞友)

パティ:カミーユ・シャム(声:桜井明美)

カレン:ジョゼフィーヌ・ドゥ・モー(声:高橋理恵子)

モルガン:ティフェーヌ・ダヴィオ(声:永宝千晶)

ヴァレリー:クレール・ボロトラ(声:甲斐田裕子)

エヴ:エルザ・ ランギーニ(声:八十川真由野)

トム:リュ シアン・ジャン・バティスト(声: 落合弘治)

ジュリアン:マク ソ ンス・ダネ・フォーヴェル(声:土屋神葉)

ジョナタン:バティスト・ルカプラン(声:稲垣拓哉)

パブロ:ジェレミー・クレドヴィル(声: 杉村憲司)ほか
カテゴリ