芳根京子×江口のりこ『テレビ報道記者』今夜放送 日テレ記者80人に取材「各世代で共感できる」

芳根京子×江口のりこ『テレビ報道記者』今夜放送 日テレ記者80人に取材「各世代で共感できる」

 俳優の芳根京子と江口のりこがW主演を務める、日本テレビ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち』(後8:00~後10:54)がきょう5日に放送される。それに先がけて、芳根と江口のコメントが到着した。



【写真】コロナ禍で悩みながらテレビ働く和泉(芳根京子)



 今作は、同局の報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話をもとにテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化。報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するような大ニュースと、それらのニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描く。昭和・平成・令和を振り返るヒューマンドラマとなっている。



 芳根は、コロナ禍直前の2019年に同局入社、慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者・和泉令を演じる。江口は、2003年に同局入社、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者・真野二葉を演じる。



 ひと足さきにドラマを見た芳根は「冒頭のシーンから世界観にとても引き込まれました。昭和、平成、令和の各時代が描かれますが、シーンがリンクしていたり、見ていてハッとする瞬間があったり、物事の点がどんどん集まっていく感じが面白いと思いました」とコメント。「私が演じた和泉は、悩むシーンの撮影も多かったのですが、ドラマを見て先輩たちもみんな同じように悩んでいたんだというのがわかってホッとしました。各世代で共感できるドラマになっていると思います」と伝えた。



 江口は「和泉、真野、平尾(成美/木村佳乃)、曽根(昭子/仲間由紀恵)、それぞれの時代の4人のテレビ報道記者の生きざまや悩みが描かれていますが、私はほかの3人のシーンがとても楽しみです」と語り、「実際に報道局で働く記者のみなさんに取材させていただき、事件のことも教えていただき、みなさんの協力があってできたドラマだと思います。リアルを超えることはなくても、リアルなテレビ報道の現場を描くことを追求した作品なので、ぜひ、楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。
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