アイドルグループ・AKB48が13日、東京・秋葉原のAKB48劇場で柏木由紀が最初で最後の単独センターを務める63枚目シングル「カラコンウインク」発売記念生配信を行い、柏木の卒業公演が4月30日に同所で開催することを発表した。



【写真】卒業ソロ曲「最後の最後まで」を歌い上げる柏木由紀



　生配信ではシングル収録曲全6曲を生パフォーマンス。体調不良のためタワーレコード渋谷店で行われたお見送り会を欠席していた柏木も出演し、17年にわたるAKB48人生の感謝を詰め込んだ卒業ソロ曲「最後の最後まで」を、心を込めて歌い上げた。



　柏木は「私の声はいつ治るの!?」と嘆きながらも「私がAKB48として活動する最後の日が決まりました。4月30日（火）にAKB48劇場で卒業公演を行うことが決定しました」と発表。「その日までAKB48のメンバーとして一生懸命頑張ります。（3月16日の卒業コンサートの）土曜日までには声治してきます」と心配しているファンに向け、笑顔で呼びかけた。



　イベントのラストには、シングル表題曲「カラコンウインク」を選抜メンバー16人で華やかにパフォーマンス。オリコンデイリーシングルランキング1位獲得の速報が報告され、配信で見守るファンと喜びを分かち合った。



　YouTubeでは、柏木由紀のソロ曲「最後の最後まで」とU-20選抜楽曲「星が消えないうちに」のMV2本を公開。柏木のAKB48メンバーとして最後のMVとなる「最後の最後まで」の監督は、「大声ダイヤモンド」「言い訳Maybe」「ポニーテールとシュシュ」などAKB48の数々のMVを手がけてきた高橋栄樹氏が手がけ、アイドルとして最後のステージに立つ姿や旅立ちを象徴的に描いた。



　AKB48は16・17日に横浜・ぴあアリーナMMで柏木の卒業コンサートを含む「春のコンサート」3公演を開催。柏木は4月30日の劇場公演をもって卒業する。