バレーボール女子「ガタイがいい」の声にショックも…15キロのダイエットに成功「骨盤からウエストのラインがお気に入り」

バレーボール女子「ガタイがいい」の声にショックも…15キロのダイエットに成功「骨盤からウエストのラインがお気に入り」

 先ごろ、筋肉だけではない健康的なボディの美しさを競うコンテスト『ベストボディ・ジャパン(BBJ)』が開催された。バレーボール部を辞める前は、体重が65キロあった学生の寶田(たからだ)奈々さんは、ダイエットを決意し、3ヵ月で15キロの減量に成功した。「メンズの服しか入らなかった」と言う彼女は、大会では鍛え抜いた美しい身体を披露した。



【写真】プリッと上がった美尻やくびれも…165センチのスラリとした美ボディを披露した寶田奈々さん



◆3ヵ月で15キロの減量に成功 髪も伸ばして「可愛くなったね」と言われて嬉しい



――ダイエットの経験について教えてください。



【寶田奈々さん】 ダイエット経験は、あります。3年前まではいまよりも約15キロ太っていて、体重が65キロありました。約3ヵ月で減量したのですが、そこからは、増えたり減ったりを繰り返しています。



――ダイエットをしようと思ったきっかけは?



【寶田奈々さん】 高校3年生になって、バレーボール部を引退したからです。ウェイトトレーニングが無くなったこともあり、自然と落ちていった部分もあります。現在も週3日ほどバレーボールをやっています。



――周りから言われて傷ついた言葉はありますか?



【寶田奈々さん】 「ガタイがいい」と言われたことがショックでした。当時は、メンズの服しか入らなかったので、困っていました。



――痩せたことで周りから言われて嬉しかったことはありますか?



【寶田奈々さん】 「可愛くなったね」と言われて嬉しいです。髪の毛を伸ばしたこともありますが、「女性らしくなったね」と言われることもあります。高校時代はベリーショートだったので、そういう部分でも印象が変わったと思います。



――本格的にトレーニングをしようと思った理由は?



【寶田奈々さん】 昨年の大会を観客として見ていた時に、出場している選手の姿を見て「カッコいいな」と思いました。人前で堂々とポーズをとっている姿や、努力して頑張って美しい身体を作っているところに憧れました。実際に自分がステージに立ってみたら、すごく緊張しました。でも、日常生活ではあまり体験できないことなので、良い経験ができたと思います。次の大会にも挑戦したいです。



◆ボディメイクを始めて将来の目標も…スポーツジムに所属する看護師になりたい



――トレーニングを始めたことで心境の変化などはありましたか?



【寶田奈々さん】 洋服の選択肢が増えました。以前は、脚を隠すような洋服が多かったのですが、いまはその必要がなくなりました。そのせいか、自分に自信が持てるようなった気がします。いまは、脚を堂々と出せるようになったので、ブーツにショートパンツを合わせたり、スキニーパンツを穿くのがお気に入りです。



――いま最も自信のあるボディーパーツを教えてください。



【寶田奈々さん】 ウエストです。骨盤からウエストのラインに注目してもらいたいと思います。とはいえ、私はもともと大きな骨盤がコンプレックスだったんです。でも、『BBJ』のミスベストボディ部門は、女性らしい体型が評価の対象となります。私のように骨盤が大きくてもウエストがくびれていれば、そこがメリットになるので、いまは骨盤からウエストのラインを気に入っています。



――憧れの有名人はいますか?



【寶田奈々さん】 タレントのローラさんです。脚はしっかりとした太さがあるのですが、締まるところは締まっているのがいいなと思います。



――トレーニングを始めてから、周りの人に言われて嬉しかった言葉はありますか?



【寶田奈々さん】 「がんばれ」と応援してもらえることが嬉しいです。あとは、バレーボール仲間から「自分に厳しくなった」「いままでならボールを取るのをすぐに諦めていたのに、追いかけるようになったね」と言われるようになりました。



――トレーニングの魅力とは?



【寶田奈々さん】 トレーニング後の身体は、生まれ持ったものではなく自分でイチから作り上げていくもので、頑張ったら頑張った分だけ自分に返ってくるところです。『BBJ』の場合は、ポージングも求められるので、それも含めて女性らしさが増していくような気がします。



――ボディメイクで学んだことを、どのように活かしていきたいですか?



【寶田奈々さん】 いま看護師の勉強をしていて、将来的にはスポーツジムなどに所属する看護師になりたいと思っています。ボディメイクを通して自分が学んだことを仕事でも活かしていけるようになりたいです。



(文/地原緑)
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