『仮面ライダーギーツ』出演の佐藤流司、『君ゆき』に鮮烈登場「まさかの役柄で衝撃」

『仮面ライダーギーツ』出演の佐藤流司、『君ゆき』に鮮烈登場「まさかの役柄で衝撃」

 俳優の前田拳太郎&奥智哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(毎週水曜 深0:15※一部地域を除く)の第2話が5月1日に放送された。今回、“ミュージカル・舞台界のトップ俳優”佐藤流司が鮮烈な登場をはたした。



【写真】謎の男役で登場した佐藤流司



 水曜深夜の『スーパーバラバラ大作戦』枠に誕生する“シン・時代劇ドラマ”である本作は、日本漫画史に燦然たる功績を残した手塚治虫氏(※塚は旧字体)の隠れた名作『新選組』を初映像化。幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散った隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルに描く。



 第2話では、新選組の前身“壬生浪士組”に入隊した鎌切大作(前田)と深草丘十郎(奥)が波乱の共同生活をスタートするも、丘十郎が憎き仇・庄内玄悟(上野凱)に遭遇し、絶体絶命の窮地に陥る。



 庄内に斬り殺されそうになった丘十郎を救ったのが、右耳にピアスをつけた“謎の男”。彼は目にも止まらぬスピードで丘十郎と庄内の間に割って入ると、「やめちょきや。怪我じゃすまんぜよ」と、余裕と凄みを感じさせる土佐弁で庄内をけん制する。



 演じる佐藤は、『仮面ライダーフォーゼ』(2011~2012年)の佐竹輝彦役でデビューして以来、ミュージカル『刀剣乱舞』加州清光役や、舞台『呪術廻戦』虎杖悠仁役など数々の舞台で活躍し、近年では『仮面ライダーギーツ』(2022~2023)にもゲームマスター・ジット役で出演。“ミュージカル・舞台界のキング”とも評されている。



 佐藤は「てっきり新選組のメンバーを演じるのかなと思っていたので、まさかの役柄で衝撃でした。でも挑戦しがいのある役ですし、役者冥利に尽きるなと思い、すごくうれしかったですね」と謎の男というキャラクターをワクワクしながら演じていると告白。



 若いキャストが多いこの現場ではベテランの立ち位置だが、主演の2人とは「“ホテルの近くにウマい店ありますか?”と聞いたら“おいしいラーメン屋さんがあるんですよ!”って教えてくれました」と、率先してコミュニケーションを深めていた。「お互い気持ちよくお芝居ができるよう、私も現場にたくさんの“引き出し”を持ちこんでいきたい」と先輩も後輩も関係なく、切磋琢磨していく覚悟を語っている。



■佐藤流司(謎の男役)コメント全文

――出演が決まった際の率直な感想を教えてください

東映京都撮影所にまたお邪魔できることが、単純にうれしかったです。てっきり新選組のメンバーを演じるのかなと思っていたので、まさかの役柄で衝撃でした。でも挑戦しがいのある役ですし、役者冥利に尽きるなと思い、すごくうれしかったですね。



――ご自身の役柄の印象や、演じる上で意識していることを教えてください

私が演じる“謎の男”は、豪放磊落で竹を割ったような性格。カラッと明るくて複雑な感情が見えないタイプなので、腹に一物を持たないようなお芝居になるように心がけています。その結果、人をひきつける魅力がある男に見えたらいいかなと思っています。ただ、方言が本当に難しくて大変!間違ってNGを出さないよう、必死に頑張っています。



――時代劇ならではの難しさ、面白さはどのようなところでしょうか?

所作が崩れると時代劇からかけ離れてしまう気がするので、そこは大事にしたいなと思っています。立ち回りのシーンはまだ撮っていないのですが、この謎の男は相当な剣の使い手という設定。流派を構えで表現するとともに、華やかな立ち回りを見せたいですね。



――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

和気あいあいとしています。主演のお2人に「ホテルの近くにうまい店ありますか?」と聞いたら「おいしいラーメン屋さんがあるんですよ!」って教えてくれました。京都のラーメン、何軒かめぐったみたいですね。たくさん参考にさせてもらいました(笑)。お互い気持ちよくお芝居ができるよう、私も現場にたくさんの“引き出し”を持ちこんでいきたいですね。
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