佐藤健、主演映画『四月になれば彼女は』引っさげ中国訪問 現地ファン1000人超と交流&街中散策も満喫

佐藤健、主演映画『四月になれば彼女は』引っさげ中国訪問 現地ファン1000人超と交流&街中散策も満喫

 俳優の佐藤健がこのほど、主演映画『四月になれば彼女は』(公開中)の中国全土での公開(18日~)を前に中国・北京を訪問。8日に現地メディアの取材に応じた後、試写会の舞台あいさつを4回行い、計1000人を超える観客と交流した。北京滞在を満喫する佐藤のオフショットが到着した。



【画像】街中散策の別カットや舞台あいさつ時の写真など



 同映画は、3月22日より公開され、5月9日までの49日間で興行収入11.4億円、

観客動員数84万人を突破。国内にとどまらず、タイ(4月11日)・香港(4月25日)・マカオ(4月25日)でも公開され、今月17日からベトナム、同18日から中国での公開。今後、台湾や韓国での公開も控えている。



 北京でのキャンペーンには、佐藤とともに原作者の川村元気氏が同行。現地のファンから熱烈な歓迎を受けた。舞台あいさつでは、佐藤が本作への思いや自身の恋愛に対する価値観などを語り、ファンを楽しませた。



 事前に寄せてもらったメッセージを佐藤本人が読むコーナーも実施。佐藤への愛あふれるメッセージをはじめ、現地でのおいしい食べ物やオススメのスポットなどについてファンから直接教えてもらうなど、交流を深めた。



 佐藤が「長澤まさみさんにおいしい食べ物をお土産に買って帰るという宿題があるのですが、どなたかオススメはありますか?」と尋ね、観客から教えてもらうひと幕もあった。



 映画監督デビューも果たしている川村氏が「中国には何度も来ていて、麗江(リージャン)で作品を撮ってみたいなと思っていますし、劉慈欣(リュウ・ジキン)さんの小説の大ファンなので、いつか彼と映画を作りたいなと思っています」とアピールすると、観客は拍手でエールを送っていた。



 佐藤は、街中で撮影や北京の伝統的な朝食「豆汁」(緑豆を煮てから、すりおろして作った豆乳を乳酸発酵させた、少し酸味のあるスープ)を食すなど、限られた時間の中で貴重な時間を過ごしていた。



■佐藤健のコメント



 中国の皆さんにお会いできて本当に光栄です。藤代という役を演じたら恋愛の正体が掴めるかもしれないと思って、ぜひやりたいと思いました。ご覧いただいた皆さまの感想がこんなにも違う映画は初めてで、みなさんそれぞれの愛の形があるのだなと感じましたし、僕も気が付かされることが多かった作品です。やっと中国の皆さんにも観ていただけることをうれしく思います。



 いつも応援してくださる皆様に愛を届けようと中国の地を訪れましたが、こうして直接お話してみて、本当に皆様からの愛が伝わってきて感動しました。この想いを受け取って日本に戻って、また良い作品を作って皆さんに届けられるように頑張りたいと思います。その時はまた皆さんとお会いできることを楽しみにしております。本当にありがとうございました。



■川村元気氏(原作者)のコメント



 佐藤健くんと一緒に作ったこの作品を、大好きな中国に持ってこれたことを本当にうれしく思います。中国には何度も来ていて、麗江(リージャン)で作品を撮ってみたいなと思っていますし、劉慈欣(リュウ・ジキン)さんの小説の大ファンなので、いつか彼と映画を作りたいなと思っています。



 僕は恋愛感情は桜と似ているなと思っていて、短い時間だからこそより美しく感じるのだと思いますし、それがまた巡る。それを本作で感じてもらえるとうれしいです。映画を愛する北京の皆様とお話できることが本当に楽しい時間でした。皆さんの力で中国全土に広めていただけるとうれしいです。
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