『Destiny』今夜“最終章”に突入 3つの事件をつなぐ「真実」に奏がたどり着く

『Destiny』今夜“最終章”に突入 3つの事件をつなぐ「真実」に奏がたどり着く

 俳優の石原さとみが主演を務め、亀梨和也が共演する、テレビ朝日系4月期連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜 後9:00)の第8話が、きょう28日に放送される。



【場面写真】再び取り調べで対面する奏(石原さとみ)&真樹(亀梨和也)



 石原が3年ぶりに連続ドラマに復帰した同作では、石原演じる主人公の検事・西村奏が、亀梨演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会。それを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、2人は“20年に及ぶ運命”の波に翻弄(ほんろう)されていく。



 第8話では最終章に突入。奏が放火事件の真犯人へ迫っていく中、この事件が思いもかけぬ形で20年前の「環境エネルギー汚職事件」の真実を手繰り寄せ、過去と現代が交差し始める。これまでバラバラだった点がつながって線となったその時、事態は思いもよらぬ方向に動き始め、「及川カオリの事故」「環境エネルギー汚職事件」「野木邸放火事件」と、3つの事件を繋ぐ大きな謎が明かされる。



 野木邸放火事件が起きたあの日、現場から逃げる祐希の姿を、ドライブレコーダーから見つけ出した奏。思わぬ展開に動揺しながらも、あの夜何があったのか。そもそもなぜ野木邸を訪ねて行ったのか?と“検事として”祐希を追い込んでいき…とうとう覚悟を決めた祐希が重い口を開く。祐希は本当に放火犯なのか?そして犯行を自供している真樹は?検事として真相を明らかにする決意を固めた奏は、再び取調室で被疑者の真樹と向き合うことに。いざ取り調べが始まり、奏は真樹に祐希が語った内容を告げる。



 がんに冒され、主治医で奏の婚約者・奥田貴志(安藤政信)から「一刻も早く手術したほうがいい」と言われていた真樹。だが、治療を拒み、病状はどんどん悪化していく。そんな真樹に必要なのは“生きる意欲”と“今後生きていくための希望”と医師として冷静に語る貴志もまた、自分の婚約者である奏と真樹の関係に複雑な思いを抱えていた。そしてタイムリミットが迫る中、「僕は、あなたを生かすことも殺すこともできる」と、真樹に告げた貴志がとうとう動き出す。



 20年前の「環エネ事件」の裏にあった父・英介と真樹の父・浩一郎の深い因縁、そして真樹と祐希が放火犯かもしれないというとても信じられない疑惑に直面してショックを受ける奏。しかし奏は、英介の娘としてではなく、真樹と祐希の友人としてでもなく、ひとりの検事として“真実”を追い続ける。



 そして、ついに奏は「カオリの事故死」「環境エネルギー汚職事件」「野木邸放火事件」の3つの事件をつなげる重要な“真実のかけら”をつかみ取る。すべては20年前から始まっていたと確信した奏は、思わず走りだすのだった。
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