
勝てないなら惚れさせればいいのよ!!アニメ「 デート・ア・ライブ 」レビュー
強大な敵と対峙した時に、人はどうすれば良いのだろうか?勝算の無い戦いだと判ってはいても、持てる力すべて出しきって戦うのがベターなのか?それとも、命惜しさに逃亡するのか?いやいやしばし待て、もし相手が「異性」だったのであれば、惚・れ・さ・せ・れ・ばいいのだ!今回レビューするアニメ「デート・ア・ライブ」は人類の敵である精霊を、力だけでは倒せそうにないので、奴らを惚れさせて味方にしてしまうという、なんともハチャメチャラブコメディなアニメなのです!■人類を絶滅させる戦闘力を持つ精霊。その恐ろしい力とは裏腹に・・・精霊とはいったいなんなのか? 彼女たちは、人類とは別の世界に存在する謎の生命体で、強大な戦闘力を持つ種族です。こちらの世界に出現するときには空間震といわれる大爆発を起こして災害を起こす為に、天敵として恐れられていました。精霊には様々な種類がいますが、共通点として、強大な戦闘力を持ち、外見はすべて若い女性の姿をしていることがわかっています。つまり、状況を簡単に説明しますと、地震や雷が大爆発と共に、かわいい美少女が現れるといった感じですかね(笑) ■人類存続という大義の為に、美少女とチュッチュする。これがアニメ デート・ア・ライブ だ!主人公・五河士道(いつかしどう)はごく普通の高校生ですが、キスをすることによって精霊の力を封印して自分の力として使えるという能力の持ち主です。その特殊能力をもつが故に、対精霊機関によって強引に精霊の交渉役にされてしまいます。はじめは不本意ながらも対精霊機関の仕事に着手しますが、美少女の姿をした精霊との交渉の中で、彼女達の考えや思いに触れる事によって、「人間と精霊がどうにか共存の道はないのか?」と自らの意思で精霊との交渉役を務めることを決意します。人類の命運を賭けて、いろいろな精霊と交渉と言う名の「デート」を繰り返す士道ですが、彼女達を深く知れば知るほど、彼女たちの存在について、そしてそれを取り巻く陰謀についてを知ることになります。■気のないチューはダメ。力の封印は心の開放が必須キスをして精霊の力を封印するのですが、やはり人間と同じで、相手に対して心を許していなければ効果はありません。精霊を1人の女性として愛し、心を通わせ、彼女たちと本音でぶつかり合ってこそ、初めてキスでの封印の効果があらわれます。もし、封印に失敗すれば、彼女達の持つ強大な戦闘力で人類の被害は甚大です。 やはり、愛し、心を通わせ、彼女たちと本音でぶつかり合となれば、相手に惚れさせてからキスをするという流れになりますが、なかなか一筋縄ではいかないのはお約束。お決まりラブコメパターンのようには行かないところが、この デート・ア・ライブ の面白いところではないでしょうか。監督:元永慶太郎 出演:島崎信長・井上麻里奈・竹達彩奈 ほか【PR】 劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント [Blu-ray] 島﨑信長 ¥ 7,032 筆者:くさなぎゆうき(あにぶ編集部/あにぶ編集部)
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