18種類の野菜をメインにした79レシピ。料理家・高山なおみさんの『新装 野菜だより』
ごはんとくらしをテーマに本づくりをする出版社アノニマ・スタジオは、料理家として活躍する高山なおみさんの料理本『新装 野菜だより』2,200円(税込)を、4月2日(火)に発刊。野菜料理の決定版『野菜だより』待望の新装版&電子版が今回発売された。2005年に発売され、野菜料理の決定版と名高い同書は、18種類の野菜をメインにした79レシピを収録。シンプルでおいしい、素朴で力強い、高山なおみさんの真髄がつまっている。著者は料理家、文筆家として活動著者の高山なおみさんは、レストランのシェフを経て、料理家、文筆家として活動している。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感から生まれた文章への評価も高い。2016年、東京・吉祥寺から、神戸・六甲へ住まいを移し、ひとり暮らしをはじめたそう。本を読み、自然にふれ、人とつながり、より深くものごとと向き合いながら、創作活動を続け、日記エッセイや料理書を中心に、エッセイ、絵本など多数の著書がある。カバーと装丁がリニューアルアノニマ・スタジオから、このたび、時代を経ても魅力的なメニューやレシピの内容は変わらず、カバーと装丁のデザインをリニューアルしてお届け。使用する食材は、どこでも手に入れられる野菜ばかり。それぞれの野菜に適した保存法も紹介し、野菜の葉っぱからしっぽまで、大事に丸ごと食べられる知恵が満載。じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ねぎ、キャベツ、かぶ、青菜、もやし、夏野菜(トマト、オクラ、きゅうり、ピーマン、とうもろこし、なす、ゴーヤー)、いんげん、しいたけ、里いも、れんこん、ごぼう、大根、白菜、たけのこ、らっきょう、などの旬の季節ごとにくり返し作って食べたくなる79のレシピが収録されている。例えば「かぶの厚切り焼くだけ」や、「春のロールキャベツ」といったレシピがあり、いつでもおすすめの旬のメニューがあるという。「これさえあれば!」の台所にあると頼もしい一冊だ。初版限定のプレゼントとして、高山さんのイラストとメッセージ、料理の知恵が印刷されたしおりを挟みこんでいるとのこと。また、今回新装版の刊行にあたり、電子書籍版も同時発売となった。さらに、全国133の書店では、本のレシピカードを数量限定で配布する。高山さんのファンの人は、早めに入手してみて。アノニマ・スタジオ公式サイト:https://www.anonima-studio.com(鈴木 京)
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