
『鬼滅の刃』上弦の鬼の役作りは「得体のしれなさ」「静」「怯え」など意識 声優陣からコメント公開
アニメ『鬼滅の刃』の第3期『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』が9日、フジテレビで放送がスタートした。新たに登場した上弦の鬼のキャスト陣からのコメントが公開された。【画像】怖すぎる…上弦の鬼たち 公開された鬼の場面カット 第3期の第1話で描かれた無限城での上弦の鬼“初集結”の放送を記念して、上弦の壱(いち)・黒死牟(こくしぼう)役の置鮎龍太郎、上弦の弐(に)・童磨(どうま)役の宮野真守、上弦の肆(し)・半天狗(はんてんぐ)役の古川登志夫、上弦の伍(ご)・玉壺(ぎょっこ)役の鳥海浩輔からコメントが到着。このコメントは『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の来場者特典「上弦集結本」より抜粋した内容となっている。◆置鮎龍太郎(上弦の壱・黒死牟役)「原作読破、テレビシリーズ視聴、『無限列車編』を劇場にて鑑賞、と楽しんできた作品です。初登場は、顔見せという感じですが、容貌からして異形なあの姿を“静”の表現で形にしてみたいと収録に臨みました。このシリーズも必ず皆様のご期待に添える作品となることでしょう。お楽しみに」◆宮野真守(上弦の弐・童磨役)「童磨はつかみどころのないキャラクターのように思われますが、僕は彼の抱えている想(おも)いを、つぶさに感じられるように、原作を何度も何度も読んで心の準備をしていきました。彼の持つ“得体のしれなさ”を最大限に発揮して、言葉を発しましたので、皆様にも感じていただけると嬉(うれ)しいです」◆古川登志夫(上弦の肆・半天狗役)「第一話における半天狗は、終始一貫して“怯え”の性質を背負わされていること、しかもその異形の風貌から、極端にして異様な“怯え”を表現しなければならないことが特に印象深く残っています。『鬼滅の刃』の面白さは、全シリーズに通底する主題の一方で、シリーズ毎(ごと)に異なる世界観を描いていることにあると思います。不変と変容にご期待ください」◆鳥海浩輔(上弦の伍・玉壺役)「収録が始まるのをとても楽しみに、ワクワクしておりました。玉壺というキャラクターは鬼ではありますが、ある種非常に人間臭い面も見せるので、演じていてとても楽しかったですね。この先の『刀鍛冶の里編』のお話も期待していただけますと非常に嬉(うれ)しく思います。よろしくお願いいたします」 『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた同名漫画が原作で、コミックス累計1億5000万部を突破する人気作。大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つために<鬼殺隊>へ入隊し、旅に出る物語。 2019年4月から9月にかけてテレビアニメ第1期が放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話からつながる映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開され国内の興行収入400億円を突破する大ヒットとなり、2021年12月から映画の続きを描くテレビアニメ第2期「遊郭編」が放送。 そして、第2期の続き第3期「刀鍛冶の里編」は、原作コミックス12巻からの物語で、113年振りに上弦の鬼が欠け、憤る無惨は残りの上弦の鬼たちへさらなる命を下す。一方、妓夫太郎との戦いで刀を刃こぼれさせた炭治郎に鋼鐵塚は大激怒し、新たな刀を求めて、炭治郎は鋼鐵塚のいる刀鍛冶の里へと訪れるストーリー。物語の中心人物は鬼殺隊の最高位の剣士・柱の霞柱・時透無一郎(CV:河西健吾)、恋柱・甘露寺蜜璃(CV:花澤香菜)となっている。
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