全ては愛ゆえに・・・ -『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』- ストーカーになってしまった生徒会長
時岡学園への登校初日、痴漢冤罪事件に巻き込まれた新入生の奥間狸吉(おくま たぬきち)。窮地を救ってくれた下ネタテロリスト『雪原の青』の正体は、生徒会副会長の華城綾女(かじょう あやめ)であった。華城先輩が裏で運営する、下ネタテロ組織SOXのメンバーとして『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』に戦いを挑む。が、そこに立ちはだかった生徒会長アンナ・錦の宮(あんな・にしきのみや)はめちゃくちゃ強かった。アンナ先輩の人知を超えた能力を紹介したい。■性(アンナ先輩自身は愛と言っている)への執着がすごい奥間が、アンナに襲い掛かろうとするストーカーを取り押さえようとするも、足がもつれてアンナと事故チュー。それがアンナの性を目覚めさせる切っ掛けとなってしまった。「そこに愛があれば何しても正しい」という信念のもと、アンナはアパートだろうが、学校内だろうが、旅先の温泉だろうが、奥間狸吉を追いかけまわすのであった。■ハサミさばきがすごいSOXメンバーの奥間と華城先輩が二人っきりでいようものなら、たちまち金網も一刀両断。「おふたり、ずいぶん仲がおよろしいのね」笑顔の奥に隠された嫉妬の炎が怖すぎます。これには、さすがの「雪原の青」華城先輩も足の震えが止まりません。■嗅覚がすごい「奥間くんの臭いがしますわ」干してあった奥間のパンツの臭いを嗅ぎつけて、真っ先に部室に飛び込んできたのはアンナ先輩。先輩を釣るための罠ではなかったのですが・・・。てか、何のための罠でしたっけ?アンナ先輩、話をややこしくしないでください。それと、ぼくのパンツ持って行かないでください。■高いところから落ちてもすごいテロ組織SOXを・・・奥間狸吉を追いかけて野を越え、山を越え。その姿はまるで狂乱したヤマンバのよう。ロープウェイから転落しようとも、断崖絶壁から身を投げようとも、翌朝にはケロッとしているアンナ先輩でした。あの憧れのアンナ先輩がまさかの性欲の怪物だったなんて・・・。これは淫獣と呼ぶべきか。華城先輩たちは助けてくれるどころか、面白がってもっと煽ろうとする。ストーカー化した愛する人に追いかけまわされる。羨ましいようで羨ましくない一風変わったラブコメ?が「下せか」の世界です。 【脳筋ナイトからロボット、魔法少女にエロゲヒロインなどなど登場】『BLACK LAGOON』作者・広江礼威によるTVアニメ『 Re:CREATORS 』( レクリエイターズ )の魅力紹介下品とエロスと外道と弱肉強食。とにかくボインが大好きアニメ『 砂ぼうず 』レビュー(あにぶ編集部/百百太郎)
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