名作「ロミオ&ジュリエット」に出演! イケメン声優、小野賢章が語る恋愛観とは?




悲恋を描いた不朽の名作「ロミオ&ジュリエット」



対立する家同士、という辛い環境の中で恋に落ちたロミオとジュリエットの一途な愛は、これまでにも何度も世界中で映画化、舞台化されてきました。



もともとはフランスで生まれたミュージカル作品ですが、日本でも根強い人気で、何度も上演されてきました。



そして、このミュージカル「ロミオ&ジュリエット」が新演出、新キャストで上演されるということで話題を集めています!



index



ストーリーの中心となるロミオ役を演じる古川雄大さん大野拓朗さん、ジュリエット役を演じる生田絵梨花さん(乃木坂46)木下晴香さんをはじめとする、豪華なキャストにも注目です。



その中のひとり、ロミオの友人マーキューシオを演じる人気声優の小野賢章さんに独占インタビューしてきました!



ミュージカルへの意気込みや恋愛観などたっぷり語っていただきましたのでどうぞ♪



――まずは出演が決まったときの心境を教えてください。



OLYMPUS DIGITAL CAMERA



「もう、ただただびっくりしました! オーディションだったんですが、自分としてはすごい挑戦だったんです。受かったと聞いたときも、今もまだ実感がなくて(笑)。こんなに大きなミュージカルの経験はあまりないですし、舞台上で自分が歌って踊っている姿は正直まだイメージできていません」





――誰もが知っているといっていい作品ですが、ミュージカルならではの見どころを教えてください。



「やっぱり歌と踊りがメインになってくるので、不安定な心情や明るく楽しい気分など、その時々の場面に合わせた音楽の表現はポイントです。作品もよりわかりやすいと思いますし、観る方もより楽しめるはず!」





――小野さん演じるマーキューシオの役どころを教えてください。



「ロミオの親友で、ベンヴォーリオとマーキューシオの3人はいつも一緒なんです。キャラクターとしては、いきがってる感じといいますか…イマドキの言葉で言うと、中二病っぽい感じかな? 俺最強!みたいなところがあって、ナイフが大好きなんです。ナイフを見せびらかせてみんなを威圧したりします(笑)」





――強キャラですね(笑)。そんなマーキューシオの役作りについて教えてください。



「声優のお仕事もそうなんですが、基本的にいつもバランスを考えています。自分が演じる人物に対する第一印象は大切にするけれど、あとは現場でみんながどう出るのかを見ていますね。今回の役はみんなを引っ張っていくキャラクターだったので、とりあえず、常に声を張ってます(笑)。稽古で彼を作り上げていく中で、今も変化しつつあるところです」





――稽古のお話が出ましたが、稽古場の雰囲気について教えてください。



OLYMPUS DIGITAL CAMERA



「和気あいあいとしているけど、常に気が抜けない、アンテナを張っている状態です。今回はWキャストということで、稽古では合同で練習をするので、ものすごく勉強になるんです。もうひとりのマーキューシオ役の平間壮一さんの稽古姿を見て、カッコいいなと思ったところは参考にしたり、逆に自分はこうしてみよう!とか。ただ、稽古中はいつどっちのキャストに『ここからやってみて!』と声がかかるかわからないので、こんなにソワソワする稽古はないですね(笑)」





――「ロミオ&ジュリエット」はいわゆる恋愛ストーリーというくくりでいいんですよね?



「そうですね。でも恋愛要素はロミオとジュリエットの2人に任せるとして、僕が演じるマーキューシオは友情だったり、両家の争いの中でどう生きていくか、を描いていく人物ですね。友情担当です!」



――ではもし、小野さん自身がロミオだったらどうしますか? まわりが反対する相手と恋に落ちてしまったら…



OLYMPUS DIGITAL CAMERA



「実際にその状況になってみないと何とも言えませんが…僕は本っ当に争い事が嫌いで、これまでにも1回も友達と殴り合いとかしたことがないんですよ。なので、極力平穏な幸せをつかみたい(笑)。自分の親に反対されたからといって、あきらめることはないと思いますね。あまり表には出さないけど、芯はあるというか、熱い思いを秘めてる系男子なので(笑)」





――秘めてる系男子! ちなみにロミオとジュリエットはひと目ボレで恋に落ちますが、小野さんはひと目ボレするタイプですか?



「…する…と思います。パッと見て恋に落ちるというのはないと思いますが、第一印象を大事にしているので、(あ、素敵な雰囲気だな)って思うことはありますね。…でも僕自身の第一印象はあまりよくないかもしれないです(笑)。大体、疲れてない?って思われるんですよ」





――…実は思いました!(笑)



「違うんです、これは通常ペースなんですよ。普段からお酒も飲みませんし、テンションがワーッとあがることはないんです。常に穏やかでありたいと」





――穏やかな感じの方が好きな女性のタイプですか?



OLYMPUS DIGITAL CAMERA





「フワッといい雰囲気がにじみ出ている人は好きですね。あとは優しい人。例えば…朝起きて、コーヒーを入れてスッと置いてくれたり、気配りができるといいますか、そういう人はいいなと思います。僕が朝が弱いからなんですけど(笑)。なので、朝が強い人がいいです(笑)。僕は仕事がすごく好きで、ガンガン突き進んでいきたいので、さり気なくスッとサポートしてくれる人が理想です」





――好きな女性のファッションも教えてください。



「その人に似合っている服装が一番いいと思います。『似合ってる服装』、『頑張ってる服装』ってあると思うんですね。すごくストリート系の服が似合ってる人もいいなと思いますし、スカートが似合ってる人もいいなと思います。強いて言うなら、CanCamよりnon-noみたいな落ち着いたラフな服装が好き。アイテムだと冬ならニットが好きです」





そんな小野さんのファッションがコチラ!



OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA





ラフなブラックカジュアルコーデ。



パーカーもボトムも黒に黒でデザインが効いていておしゃれ♡





「真っ黒の中にスニーカーだけ白、というのがポイントです(笑)。実はスニーカーはレオパード柄も入っていてワンポイントとして使えるお気に入りデザイン」



――たとえばデートでこの作品を見るのはおすすめですか?



「そうですね、お互いのことを考えるきっかけになると思います。ロミオとジュリエットは周りの反対を押し切って『この愛は真実だ』とつらぬきますが、それが正しいと伝えたいわけではないんです。これはこれでひとつの愛のカタチとして観ていただき、デートだったらその後にご飯に行って、お互いの想いを語り合ったりしてもらえたら楽しいんじゃないかなと思います。…ちなみに、僕はロミオに友情をとってほしかったんです!」



――! それは親友のマーキューシオ役として、ということですか?



「これは小野賢章として、です(笑)。実際に友情のほうがはるかに年月が長いのに、急にひと目ボレしたからって、離れていくなんて…。それで親友の言葉が届かなくなるのは、僕からするとありえないですね。生きていく上では人と影響し合っていくことが大切だと思うので、友情による絆ってすごく大切なものだと思うんです」





――小野さん自身も友情担当なんですね!



それでは最後に、ファンのみんなと、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を楽しみにしているみんなへメッセージをお願いします。



OLYMPUS DIGITAL CAMERA



「普段やっている仕事の中でも、ミュージカルは挑戦です。本番までに歌、ダンス、それとナイフさばきも含め(笑)、頑張っていきますので、その姿をぜひ劇場でお楽しみいただけたらと思います。作品は愛がテーマであり、そして若者が精いっぱい大人に、社会に立ち向かう姿、生きる姿を表現していますので、生き様を見届けてもらえたら嬉しいです!」



コメント中に「秘めてる系男子」というワードが出ましたが、まさに静かで穏やかな口調の中にも、チャレンジ精神や友情への熱い想いを感じさせる、小野賢章さんでした!





ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」2017年1月15日(日)よりTBS赤坂ACTシアターにて上演開始です。



映画で観たことがある、本で読んだことがある、または過去にミュージカルを観たことがある、という人も、新キャストでのロミジュリ新鮮な気持ちで楽しめること間違いなし!



ぜひ劇場に足を運んで、お楽しみください♪



▼ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」公式サイト



http://romeo-juliette.com/



▼ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」公式Twitter



@musical_RJ



▼小野賢章オフィシャルTwitter



@ono_kensho



▼小野賢章オフィシャルサイト



http://onokensho.com






カテゴリ