TVアニメ『 銀魂 銀ノ魂篇 』第364話「少女の2年は男の10年」【感想コラム】
原作は最終回を迎えましたが、キャラにメタ発言させまくってジャンプGIGAに掲載誌移動を発表!今冬発売なので、空知先生には適度に休息を取りながら描いていただきたいところです。ジャンプ発売日のTwitterのトレンドにテニプリが載ったのは銀魂のせいです、ファンの皆さんお騒がせして申し訳ありません…このページの目次1 TVアニメ『 銀魂 銀ノ魂篇 』第364話「少女の2年は男の10年」のあらすじ2 やっぱり幼馴染なんですよね3 いろんな神楽ちゃんが見られて嬉しい…か?■TVアニメ『 銀魂 銀ノ魂篇 』第364話「少女の2年は男の10年」のあらすじ2年の間、江戸を離れ消息の途絶えていた銀時が、松下村塾の跡地を訪れた。因縁の地で高杉と再会したところへ警察が現れ、高杉は逃亡する。捕らえられた銀時の前に現れたのは、この地に左遷されていた土方だった。どさくさに紛れて土方の事情聴取から逃げ、町へ出た銀時は何者かから襲撃を受ける。足を滑らせ川へ落ちたところへ、高杉が船に乗って再び現れる。一方江戸では、神楽をマミーと呼ぶ少女・神流の登場に新八は驚きを隠せない。そこに現れた殺し屋は、マフィア然とした沖田が率いる元真選組の隊士たちだった。二年の成長を試すように新八に斬りかかる沖田。戦いのさなか、神流に異変が――!?■やっぱり幼馴染なんですよね本気じゃないとはいえ、沖田に攻撃されて体勢崩しながらも逃げ切れるって新八凄いなぁ。真選組を解散してほとんどの隊士が裏方に回ったってことなんでしょうが、所属部署の名前が長いからマフィアでいいとか言い出す沖田はどうしたもんですかね…ストッパーがいないから周りの苦労が恐ろしいことになってそう。提供のところのテロップが“アレ”だらけで意味不明!最終回とか掲載誌移動とかが当てはまるんだと思うんですが、正解は明らかにならないんでしょう…真選組動乱篇でトッシーの絵を「ガキの落書き」呼ばわりした銀さんですが、銀さんも絵心皆無というかよくこの似顔絵で高杉を探そうと思ったな!?筆と墨で描いてるから、直せなくて余計下手に見えるというのはありそうな気がしますが…高杉のコスプレした武市先輩は鬼兵隊ではおなじみ(?)なんですが、何も言わずに踏みつけにかかる銀さん。そこへまた子も現れました、どうやら2人は天鳥船から姿を消した高杉のことをずっと探していた様子。高杉の目指すものを共に目指す、鬼兵隊としての在り方を貫こうとする2人を銀さんは止めました。銀さんも高杉も、仲間を連れては歩めない道を行こうとしている。そう言うことなのでしょうが…何者かからの襲撃を見越し、橋の下を通る舟に飛び乗るとお金の入った袋らしきものを渡して船頭を逃がします。銀さんがお金持ってる!?と原作でもアニメでも騒がれたこのワンシーンですが、よく考えてみると旅に出てるのでパチンコやら競馬やらに手を出さないから余計な出費がなくてお金に余裕があるってだけなんじゃないでしょうか?銀さんいっつもギャンブルで負けてるし。また子の援護を拒絶したのもつかの間、足を滑らせ川に落っこちてパニックを起こす銀さん…銀さんがカナヅチであることは周知の事実でしたが、以前は泳げてたのがスイカ割りしようとして溺れたのが原因であることが明らかに!目隠しして溺れたりなんかしたら、そりゃあトラウマにもなりますわな。武市先輩が知ってるってことは、高杉がどこかで話したんでしょうが、現場で黙って見てないで止めてあげればよかったのに…爆弾の載った船に気付き、潜ってやり過ごしたところに高杉が現れます。どうやら追手は奈落で、銀さんの持っている“何か”を狙っての襲撃のようですが、その何かを自分に渡すように言いました。幼馴染故のボケとツッコミを繰り広げている間に、川の出口を弓兵隊の乗った舟に塞がれ砲撃を受けて2人とも川の中へ…コンビネーションと表現するよりは、嫌がらせの応酬のようなやり取りに巻き込まれるような形で奈落が倒されていくのは、絶妙な息の合い方と言っていいんでしょうか…土方さんと山崎の方は長年培ったコンビネーションなんでしょうが、山崎お前身体が機械だって忘れてない?って、あれ?土方さんたち奉行所の人じゃないの?警察の人なの?“目的”のためには手段を選んでいる状況ではないらしく、銀さんに「来るなら来な」と告げて懐からすった包みを手に沖に停泊した船へ泳いで向かう高杉。置いて行かれたカナヅチの運命は!?■いろんな神楽ちゃんが見られて嬉しい…か?場面は変わって江戸での対決、夜兎と凄腕の剣客の得物だけを弾き飛ばすという見事な業を披露する新八。って、お前本人がいないのをいいことになに暴露してんの!?その報いを受けるかのように、神流ちゃんと沖田の間でラリーされる羽目に。おーい、眼鏡割れてないかー?戦いの中で、少しずつ身体が大きくなっていく神流ちゃん。手足が伸び切ったその姿は、16歳になった神楽ちゃんでした。縮んだり大きくなったりお婆ちゃんになったりする神楽ちゃんですが、要するに孫老師が使っていたような、気功を駆使することで肉体を環境に最適化させる技を習得したということのようです。技がまだ未熟なので、妙な反動が出てるんじゃないでしょうかね。自分が万事屋を出て行ったことで、3人がバラバラになってしまったと気に病む神楽ちゃんですが、新八は彼女がそうしなくても銀さんは旅立っていたと言います。そして、沖田の言う「あいつ」とは?船に着いた高杉は武市先輩とまた子との今生の別れになる心積もりをし、ずぶ濡れになった銀さんも船に辿り着きました。奈落の連中を足場にしてここまで来たらしく、江戸にいたころと違いどこか静かな怒りに満ちているようにも見えます。と思った矢先、高杉にすられた包みは老舗和菓子屋のあんころもちだったことが判明。高杉の容赦ないツッコミが銀さんを襲う!この人達、2人とも足が先に出るのね…銀さんが奈落に追われる理由、高杉も守ろうとしているもの、それは虚の、松陽先生の心臓だったのです…!!ついエンディングの映像に気が行ってしまいますが、作画監督さんだけで7人!作画担当さんは名前が出てるだけで3列に及ぶ膨大な人数です。どんだけカツカツな現場なんだ…そりゃあ作画の乱れも起こって当たり前ですわ。スタッフさん達がマンパワーを駆使して製作されている銀ノ魂篇、どこまでアニメにするんですか…? タイトル銀魂 銀ノ魂篇原作空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)監修藤田陽一監督宮脇千鶴出演坂田 銀時・杉田智和志村 新八・阪口大助神楽・釘宮理恵その他の情報http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/gintama/銀魂 銀ノ魂篇 週刊感想コラムのまとめ(あにぶ編集部/如月)
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