姫川班解体⁉︎ 伝わらない想いと再会への誓い
6月6日(木)22時放送『ストロベリーナイト・サーガ』第9話ストロベリーナイト・サーガ 第9話完全版姫川玲子(二階堂ふみ)、菊田和男(亀梨和也)たちが捜査にあたった小林充(古野陽大)に端を発した殺人事件は、4人の人間の死をもって一応解決した。しかし、情報提供者として自分をかばって死んだ牧田勲(山本耕史)への姫川の思いは計り知れない。また、単独捜査の結果、警察が過去の不祥事を隠そうとしていたが自殺してしまった柳井健斗(寺西拓人)の件も、姫川は責任を感じている。姫川班全員への処分を心配する姫川。菊田は、自分たちは覚悟してついていっただけだと言うのが、姫川は捜査員たちをも裏切ろうとしたことを悔やんでいた。数日後、警察は事件についての記者会見を開く。長岡刑事部長(小市慢太郎)は柳井について触れることのないよう命令していた。だが、事件の経緯を説明する和田徹捜査一課長(羽場裕一)は、小林は柳井の嘱託殺人だったと言明し、9年前の事件との関連を公にしてしまう。刑事部長室でモニターを見ていた長岡は慌てて会見場に向かおうとするが、勝俣健作(江口洋介)に阻まれてしまった。和田は刑事部幹部たちの責任を認め、全員が任を退くと頭を下げた。責任は刑事部幹部だけではなく、姫川班にも及ぶ。姫川や菊田たちは、それぞれ別の警察署に配属されることになった。仲間たちと最後の飲み会を開いた姫川は、必ず捜査一課に戻って全員を呼び戻すと誓う。一年後、姫川は池袋東警察署でガラス食器の取込詐欺を捜査していた。闇取引業者を装って探るのだが中々、良いネタにぶつからない。そんな時、ようやく八田商事から白鳥と連絡を取りたがっている3人組がいると姫川に連絡が入った。3人のうち1人が女性だと知った姫川は食いつき、早速待ち合わせ。待ち合わせ場所に来た女、とは会わず姫川は尾行を開始。そんな姫川に、男が近づく。捜査二課の土井警部補(石井正則)だ。土井たち捜査二課もその女を追っていたのだ。土井は姫川に手を引くように告げるが素直に従うわけはない。結局、女性の方が怪しまれないと土井が頼み、姫川は女のマンションを特定した。池袋東署に戻った姫川は東尾刑事課長(宮川一朗太)に叱責される。そもそも東尾は姫川がどんな事件を追っているかさえ知らなかった。東尾の問いに姫川が話し始める。数日前、ガラス食器の卸問屋、トキワ硝子の赤木芳弘社長(佐々木省三)が自殺。発見者は妻の史子(山本道子)で、会社は夫婦で営んでいた。自殺の原因を探る姫川は発注書に注目。すると、最近、大口発注が集中していることに気づく。妻の玲子も知らなかった。姫川は品物の卸し先が、トキワ硝子に300万の融資をした今山商事の黒沢という男ではないかと読む。黒沢から大口発注を持ちかかられた赤木はメーカーに品物を発注。黒沢に卸したのだが、雲隠れされてしまった。つまり赤木は取込詐欺の被害者ではないかと。説明を終えた姫川に、東尾は想像ではないかと問う。勘だと答える姫川に東尾は呆れてしまう。土井から姫川に尾行を託した女が吉田真純(留奧麻依子)と割れたと連絡が入る。姫川は真純の写真を送るよう頼むのだが届かない。業を煮やした姫川は真純を張り込む、土井たちの元へ。仕方なく、真純の写真を見せる土井。だが、まだ詐欺に絡むような動きはないと言う。しかし、姫川と土井は犯行グループが三人であることで一致。真純の戸籍を見た姫川は、兄が勝也(山中聡)で弟が春樹の三人兄弟と知る。土井は否定的だが、姫川は勝也と春樹の写真を預かる。三人の写真を姫川が史子に見せると、赤木の元に来た黒沢を名乗る者たちだったと証言。姫川は土井に主犯の勝也を確保して、自分に取り調べをさせて欲しいと頼む。なぜこの詐欺事件にそこまでこだわるのかと言う土井に、姫川は人が一人亡くなっているからだと答えた。姫川は希望通りに勝也を取り調べることになる。シラを切り、強行犯係の姫川が自分を取り調べるのはおかしいとまで言い出す勝也。姫川は自分が取り調べを行うのは、勝也たちが取込詐欺という武器を使った殺人を行ったからだと答える。赤木の自殺を持ち出す姫川だが、勝也は怯まない。金にしか興味がない勝也を落とすためには時間がかかりそうだ。そんな頃、新たな凶悪事件が静かに進行していることを、姫川は知る由もなかった…。番組概要木曜劇場『ストロベリーナイト・サーガ』<放送日時>毎週(木)22時~22時54分<出演者>二階堂ふみ亀梨和也 ・江口洋介他
Muscat