TVアニメ『 BanG Dream! 2nd Season 』感想コラム・総括 ~バンドリーマー大歓喜の内容に大満足!~
すでに2019年春アニメがスタートしている今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?筆者は新生活がはじまってドタバタしておりますが、アニメは欠かすことなくみています。そんな筆者が一つ前のクール、2019年冬アニメで感想コラムを書かせていただいていた作品があります。それが『BanG Dream! 2nd Season』です!約半月前の3月末に全13話の放送を終えましたね。みなさんご覧になっていましたか?今回はちょっぴり遅くなってしまいましたが、『BanG Dream! 2nd Season』の感想コラム・総括を書かせていただきます。振り返ってみてどうでしょう?筆者個人的にはかなり満足できるクオリティの作品になっていたと思います。さてさて、本作の感想コラムですがいろいろと書きたいことがありました。そんな書きたいことのなかから今回は、①3Dアニメーションによる良作画、②新曲発表ペースにみるコンテンツのパワー、③アニメ2期のストーリー、④RAISE A SUILENについての4点に的を絞って総括を書いてゆこうと思っています。それでは一つずつみてゆきましょう!このページの目次1 3Dアニメーションが実現した良作画2 バンバン新曲発表! コンテンツのパワーに震える3 Poppin’Partyの成長と絆を描いたストーリー4 RAISE A SUILEN始動! 本格的にスポットライトが当たるのは3rd Seasonか?5 「ガルパ☆ピコ」から続いたバンドリアニメは一旦終了、劇場版や3rd Seasonを楽しみに待とう!■3Dアニメーションが実現した良作画画像引用元:©BanG Dream! Project今回放送されたアニメでは3Dアニメーションが使用されていましたね。これはアニメ2期の放送が決定した段階で発表されたように記憶しています。発表を聞いた当初は驚いたものですよ。さて、この3Dアニメーションですが、放送前は賛否両論が飛びかっていましたね。というのも、以前に放送していたアニメ第1期の作画が少しおぼつかないものだったため、ファンたちの間に不安があったんです。何を隠そう、筆者もアニメ第2期の3Dアニメーションにちょっぴり心配していましたからね(笑)でも、そんな不安や心配は杞憂でした☆憶測やら下馬評が騒がれるなかでの放送となった第1話。筆者はそのクオリティに衝撃を受けました。画像引用元:©BanG Dream! Project「な、なんじゃこりゃー!!!」3Dアニメーションの強みである細かいモーションの表現や多彩なカメラワークをフルに活用していましたね。特にライブシーンの出来がすばらしかった!楽器を弾くキャラクターたちの手元の動き、ステージ上を照らす照明、自由なカメラワーク…どれも丁寧に作りこまれており、その完成度の高さが伺えました。そんなライブシーンが毎話あたりまえのように用意されているんです。毎話披露されるライブシーンに毎回ワクワクしていましたよ。3Dアニメーションによる良作画はライブシーンの高い完成度だけにはとどまりません。キャラクターたちの日常を描いたシーンでもキラリと光っていました。たとえば、キャラクターの表情なんかは良かったですよね。3Dアニメーションというと、キャラクターの表情がかたくなりがちなイメージがあるかもしれませんが、本作の3Dモデリングの表情は実に雄弁でした。表情の変化がしっかりと描かれており、それによってキャラクターの感情変化がわかりやすく表現されていたように思います。有咲はそんな表情変化をたくさんみせてくれたキャラクターでしたね。照れ顔、けだるげな顔、ジト目、呆れ顔など、本当にさまざまな表情をみせてくれていました。全13話を視聴した限り、3Dアニメーションを採用するというアニメ第2期の決断は英断であったと筆者は思いますね。■バンバン新曲発表! コンテンツのパワーに震える画像引用元:©BanG Dream! Project今回のアニメ第2期では数多くの楽曲が披露されました。そんな披露楽曲のなかにはOP・EDを含めて、アニメではじめて披露された完全新曲がたくさんありましたね。…そういえば、新曲って何曲ありましたかね?ちょっと今回発表された新曲をピックアップしてみましょう。 OP1:「キズナミュージック♪」Poppin’PartyED1:「Jumpin’」Poppin’PartyOP2:「BRAVE JEWEL」RoseliaED2:「Safe and Sound」Roselia#7:「ナカナ イナ カナイ」たえ・レイヤ#12:「Returns」Poppin’Party#13:「えがお・シング・あ・ソング」ハロー、ハッピーワールド! 「きゅ~まい*flower」Pastel*Palettes 「ON YOUR MARK」Afterglow 「FIRE BIRD」Roselia 「Dreamers Go!」Poppin’Partyうん、多いよね。こうしてピックアップして気づきましたが、今回のアニメでは新たに11曲もの楽曲が作られたんですね。しかも、Poppin’Partyだけで4曲あるんです。全13話で11曲も発表されると、この「BanG Dream!」というコンテンツがいかに勢いのあるコンテンツなのかということを再認させられます。勢いがあることはわかっていましたが、まさかここまでとは…コンテンツとしてのパワーが桁違いです。追いきれないファンが出てくるほどのスピードで供給を続けられるコンテンツってそんなにないですよ。11曲も新しい曲が発表されましたが、どうでしょう?みなさん的に「この曲が好き!」みたいな曲ってありましたか?筆者は何といってもハロハピの新曲「えがお・シング・あ・ソング」を推してゆきたいところですね!あの曲は筆者の心にドストライクでした。メリハリのある跳ねたサウンドやバックに聞こえるちょっとおしゃれなピアノの音、耳に残る前奏部分など、”好き”ポイントが多すぎる曲です。もちろんほかの曲もイイ曲ぞろいですが、筆者個人としては「えがお・シング・あ・ソング」がイチオシです!■Poppin’Partyの成長と絆を描いたストーリー画像引用元:©BanG Dream! Projectアニメ2期は1期と違ってスマホ向けゲーム「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」に登場するバンドとそのメンバーが登場していましたね。また、リアルから発足した「BanG Dream!」第3のリアルバンドRAISE A SUILENのメンバーが演じるキャラクターがはじめて動いてしゃべったのも今回のアニメ第2期でしたね。アニメ第1期に比べて登場人物が格段に増えた第2期でしたが、そんな第2期のストーリーの主軸にいたのは第1期と同じくPoppin’Partyでした。Poppin’Partyを軸に置いた第2期のストーリーは、「Poppin’Partyの成長と絆」を描いたものだったと思います。主催ライブに向けた忙しい日常を過ごしたり、各メンバーがさまざまに頑張ったりするなかでPoppin’Partyは成長しました。たえの「修行」と文化祭ライブの中止によってPoppin’Partyがバラバラになりそうになりました。でも、5人はそうした危機を乗り越えて絆を深めました。改めて振り返るとアニメ第2期のPoppin’Partyは本当にいろいろなことがありましたよね。とにかく、思い悩む期間と上手く事が運んでいる期間の移り変わりが激しかったストーリーだったと思います。これぞ紆余曲折という感じでした(笑)それでも、何だかんだあって最後には主催ライブ成功という大団円を迎えました。この「紆余曲折あるけど最後には笑顔で成功をおさめる」というストーリーは実に青春って感じですよね。そう考えると、Poppin’Partyを中心に据えたアニメ第2期のストーリーはある意味で王道の青春物語だったと言えるでしょう。まあ、何だかんだ王道ってイイですよね!■RAISE A SUILEN始動! 本格的にスポットライトが当たるのは3rd Seasonか?画像引用元:©BanG Dream! Project今回のアニメではじめて登場したキャラクターとして、RAISE A SUILENのメンバーが演じるキャラクターがいましたね。アニメに登場したキャラクターたちはいかがでしたか?今回放送されたアニメ第2期では各キャラクターの掘り下げはされなかったのでキャラクターの深い部分まではわかりかねますが、筆者はかなり魅力的なキャラクターたちだなと思いましたね。特に、チュチュとパレオのセット感がすばらしいですよね。また、作中でもバンド・RAISE A SUILENが始動しましたね。第10話では1stシングルの「R・I・O・T」を披露していました。いやぁ、あの曲ホントにカッコいいですよね。筆者は第10話まで「R・I・O・T」のライブシーンが披露されるのを今か今かと待ちわびていましたよ(笑)ただ、アニメ第2期はPoppin’Partyを軸に据えたストーリーだったため、RAISE A SUILENにはそれほど多くのスポットライトが当たりませんでした。さらにストーリーの進行上、チュチュがある種のヒール役になってしまっていたんですよね。それなので、アニメ第2期をみてチュチュ、ひいてはRAISE A SUILENに悪いイメージをもってしまった方もいるのではないかと思います。でも、チュチュの行動ってとってもわかりやすいんですよ。チュチュはRAISE A SUILENというバンドで自身の最強の音楽を奏でたい、自分が作る最強の音楽で「大ガールズバンド時代」を終わらせるという明確な目標をもって動いているだけなんですよ。チュチュは自身の目標を達成するために最大限の努力と行動をしているだけなんです。そんなチュチュの努力と行動がたまたまPoppin’Partyにとって壁になってしまっただけなんです。何度も述べている通り、アニメ第2期のストーリーはPoppin’Partyを軸に置いたものです。そのためにチュチュやRAISE A SUILENはある種のヒール役みたいになっちゃったんですね。何といいますか、損な役回りです…まあ、次に放送されることが決定している『BanG Dream! 3rd Season』ではスポットライトが当たるでしょう。そこでバンドとしての完全結成も描かれるのかなと思います。そうなると、六花がいかにして加入するのかが気になるところですね…■「ガルパ☆ピコ」から続いたバンドリアニメは一旦終了、劇場版や3rd Seasonを楽しみに待とう!画像引用元:©BanG Dream! Project2018年7月から12月の「ガルパ☆ピコ」、そして今回放送されたアニメ第2期と「BanG Dream!」のアニメが3クール継続してきましたが、それも一旦終了してしまいます。「ガルパ☆ピコ」の感想コラムも書かせていただいていた筆者はすでに「バンドリロス」気味です(笑)筆者のように「バンドリロス」に陥っている方も少なくないかもしれません。ですが、ご安心ください!すでにアニメ第3期の放送が決まっております!放送は2020年1月と少し先ではありますが、今回放送されたアニメ第2期をみる限り、第3期も期待できそうです。また、2019年9月には劇場版として『BanG Dream! FILM LIVE』の公開が決定しています。この劇場版では「アニメーションライブ」なるものが開催されるようです。さらに、アニメ第2期13話で一挙に発表された各バンドの新曲やRAISE A SUILENの新曲などがニューシングルとして続々発売されることが決定しています。そして、Poppin’Party、Roselia、RAISE A SUILENそれぞれがライブをすることも決まっています。Poppin’Partyに関してはガールズバンド・SILENT SIRENとの対バンライブ「NO GIRL NO CRY」の開催が決定していますね。「BanG Dream!」のリアルライブとしては初の試みである対バンライブ。期待高まっちゃいますよね!…とまあ、ここで紹介しただけでも盛りだくさんなことはわかってもらえたと思います。つまるところ、アニメとしては「バンドリロス」だけど、コンテンツとしてみればむしろ供給過多なんです(笑)いろいろなイベントが目白押しですから、アニメ第3期まであっという間でしょうね。とりあえず今は、アニメ第3期を楽しみに待ちつつ、「BanG Dream!」というコンテンツを目いっぱい楽しんでゆきましょう!筆者も満喫させていただく所存です(笑)BanG Dream! 2nd Season の続きが気になりますか?TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#1「Happy Party!」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#2「黒き咆哮」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#3「Sing Girls」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#4「ゴーカ!ごーかい!?のっびのびワールド!」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#5「雨のRing-Dong-Dance」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#6「You Only Live Once」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#7「ナカナ イナ カナイ」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#8「ひとりじゃないんだから」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#9「スクール・フェスティバル・シンフォニー」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#10「R・I・O・T」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#11「ホシノナミダ」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#12「Returns」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#13「キズナミュージック♪」TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』感想コラム・総括 ~バンドリーマー大歓喜の内容に大満足!~『BanG Dream! 2nd Season』をより楽しみたい方向け、「BanG Dream!」のいろはを知ろう!『 BanG Dream! ガルパ☆ピコ 』感想コラムまとめ(あにぶ編集部/タングステン)
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