結婚式は挙げていませんが、彼女を選んでよかった3つのこと!
最近は結婚式を挙げてなくても、珍しいことではなくなってきました。そこで今回は、ナシ婚経験者である3人の既婚男性に、結婚式をしなかったおかげで得られた幸せについて、エピソードをうかがってみました。妻の純朴な母心「私は一人っ子、妻は長女ですが、挙式はできませんでした。詳細は明かせませんが、私の方の親族に問題がありまして……。でも妻は当初から今まで一貫して、挙式のことを口にしたことはありません。ただ最初に一言だけ、『挙式の費用は、2人でせっかくためたんだから、これから生まれてくる子供のものにしたい』と。私はてっきり、子育てに使うものなんだと解釈していました。それから娘が生まれて、私は出産費用にと、例の貯金のことを提案したら、妻に『これはこの娘が結婚するときよ』って優しく言われて、涙がでそうになりました。一人の女性としても、尊敬できる大切な妻です」(飲食業/39歳)しみじみとした、浪花節にでてきそうなエピソードですね。お母さんの愛情たっぷりのエキスで育てば、きっと娘さんは立派な結婚式を挙げられることでしょう。ロマンチックなところ「うちは、俺の兄夫婦、嫁の弟夫婦が挙式済み。なんか親族とか、色々な結婚式に参加してきたけど、面倒くさいなっていうのがあって、今のところ挙げるつもりはない。嫁もそれは理解してくれています。でも嫁のすごいのは、ここから……。結婚3年目にいきなり『お金をためよう』と言いだしました。訳を聞いたら『年末までにためたい』と。その間よくホームセンターに行っていたみたいで、いざ12月になり『これ買ってきたから、指示通りに飾って』と見せられたのがクリスマスのイルミネーション。嫁曰く、『だいたい挙式代くらい。これで毎年が結婚式じゃん』とのこと。うちの嫁、発想が面白いでしょ」(外壁改修/34歳)女性らしさと、クリエイティブな発想が融合した、とてもロマンチックなエピソードです。ホームパーティーのような規模ながら、その構想は結婚式クラスと言っても過言ではないでしょう。あっぱれです!人には真似できない特技「僕たち夫婦は、結婚式をしない代わりに海外旅行を満喫しました。2人でそう決めていたので、とても充実した旅行でしたが、最終日にサプライズが!彼女が空港にあったピアノで『アラジンのテーマソング』を弾き始めたんです。彼女にそんな特技あったなんて、そのとき初めて知ったし、周りもざわつくほどのレベル。曲が終わり拍手喝采のなか、彼女が一言だけ『結婚旅行です』と英語で伝えると、もう祝福の嵐でした。彼女は着陸したときにピアノを見かけて、すぐに思いついたそうです。一生忘れられません」(総務/27歳)これこそ、本物のサプライズ。余興でここまでできる人は、そうはいないはず……。しかも一発本番ですからね。ピアノに自信がある女子は、パクってでもオススメしたい演出です。まとめ現代は結婚式に莫大なお金をかけるのではなく、よりコンパクトにスモールに楽しむを優先にする時代です。ナシ婚派でも、「人生の区切りとしてけじめをつけたい」「諸事情でできない」「それに代わる一生の思い出を残したい」と思っている人は、ぜひ今回の3つのエピソードを参考にしてみてください。(鹿賀大資/ライター)(愛カツ編集部)
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